天気研究所

ポケモン。主に天候パについて

【ポケモンSVシーズン10使用構築】霊海ウルガカイリュー【最高,最終レート2001 最終順位315位】

はじめましての方ははじめまして。そうでない方はお久しぶりです、キョウタと申します。

シーズン10お疲れ様です。シーズン10でも天候パを使いなんとかレート2000を到達することができました。次のシーズンからルールがレギュレーションEに変わり需要があるかどうかわかりませんが、自身の結果を残す意味でシーズン10で使ってた構築をここに記載します。

最後まで読んでくださると幸いです。

 

 

 

シーズン10使用構築

 



 

 

 

 

 

 

 

 

 

【コンセプト】

 

天候始動要員、天候エースは上段に置く

 

ステルスロックから対面選出、サイクル選出の2つの戦い方を両立させる

 

 

 

 

 

 

【構築経緯】

 

 

・レギュレーションDで一度はすいすいイダイトウを使って結果を残したい想いがあったので最初は雨始動要員のペリッパーと雨エースのイダイトウの2匹からスタート。天候エースイダイトウのおはかまいりが「自分のポケモンがひんしになるたびに威力が50上昇する」性質なためサイクル選出よりか対面選出でイダイトウを通すのが強い動きになります。雨を通すにはイダイトウの全抜きの妨げになる要因はマルチスケイルカイリューきあいのタスキ持ちポケモンになります。それらの要因を消すことができるのはステルスロックなため最初の補完枠はステルスロック(あわよくば自主退場技を覚えることができる)要員を模索しました。

 

・最初の補完枠はコノヨザル。ステルスロック展開ができつつ、いのちがけで自主退場ができてイダイトウのおはかまいりの威力上昇につながるため採用しました。雨選出はこの3匹で完結してるので、残りの補完枠は雨選出できない相手に強く戦えるポケモンを模索しました。

 

・見せ合いの段階で雨選出ができないポケモンドヒドイデ、ドオー、ヘイラッシャ、キョジオーンなどの高耐久ポケモンなどにコノヨザルのステルスロック展開からみがわり→ドラゴンテールで一方的に相手のサイクルを疲弊させることができるカイリューを裏選出の補完枠として採用。

 

カイリューで不利をとられるフェアリー勢(主にハバタクカミ)やパオジアンに対して抗うことができて、テラスタルを絡めればほとんどの物理アタッカーに対しておにびを入れて機能停止させてサイクル疲弊を狙えて自身も全抜きエースの役割を担えるウルガモスを採用。

 

・ここまでの5匹だとでんき技の一貫が消せてない状態な為、ボルトチェンジやでんじはなど撃たれ放題です。こちらが求める条件はでんき技(1番重要なのはでんじは)を無効にすることができてコノヨザルのステルスロック展開と相性が悪くないポケモンです。最初はビルドアップ霊獣ランドロスを使いましたが、ウーラオスよりすばやさが低いため上から攻撃されて致命傷を負うケースが多かったので途中から霊獣ランドロスを変えて、ウーラオスよりすばやさが高くダウンロードコンテンツで新たに出た教え技でかなり使いやすくなったガブリアスを最後の補完枠として採用しました。

 

 

 

 

 

 

 

【パーティ紹介】

 

 

ペリッパー(NNペリッパー)】

持ち物:しめったいわ

テラスタイプ:はがね

性格:おくびょう 特性:あめふらし

努力値:B4 C252 S252

実数値:135-×-121-147-90-128

技構成:なみのり、ぼうふう、れいとうビーム、とんぼがえり

 

今回使った天候始動要員。コノヨザルのステルスロック展開から雨を降らしてからイダイトウに繋ぐ役割を担ってます。

雨ターンを多く残した状態でイダイトウに繋がることをコンセプトとしてるので耐久に努力値は振らずにCS極振りにして持ち物を雨ターンを多く残すことができるしめったいわにしました。耐久に努力値を振らないことで相手の攻撃1,2発でペリッパーが倒れるため雨ターンの消費を抑えてイダイトウを安全に着地させることができました(それ以外にもすばやさにそこまで振ってないサーフゴー、カイリューに上から攻撃をしてイダイトウの攻撃圏内に入れることができるためすばやさに振って活きた場面は多かったです)。ただ、耐久に振りたい場面(ペリッパー対水ウーラオス)もありましたが、最後までCS極振りで使い続けました。

技構成はメインウェポンとなるぼうふう、なみのりカイリューに有効打となるれいとうビームまで確定。残りの技はとんぼがえり、ねごと、はたきおとすなど色々試しましたが、ペリッパーに対してりゅうのまい+はねやすめで雨ターンを枯らしてくるカイリューが何よりも嫌いだったので、後攻とんぼがえりから安全にイダイトウに繋いで雨状態のウェーブタックルで圧をかけれるとんぼがえりにしました。

テラスタイプはテツノツツミのフリーズドライやハバタクカミのフェアリー技を半減で受けれるはがねにしました。ペリッパーでテラスタル切るシーンは少なかったですが、切らないと負けのシーンをテラスタル切って勝ちを拾えた試合もあったのではがねテラスタルは重宝しました。

 

 

イダイトウ(NNイダイトウ)】

持ち物:しんぴのしずく

テラスタイプ:みず

性格:いじっぱり 特性:すいすい

努力値:A252 D4 S252

実数値:195-180-85-×-96-130

技構成:ウェーブタックル、たきのぼりアクアジェット、おはかまいり


今回使った雨エース。コノヨザルのステルスロック展開+ペリッパーの雨展開からひたすら相手を薙ぎ倒していくバーサーカー

雨状態でのみずテラスタルウェーブタックルの火力は凄まじいです。ステルスロック込みで等倍以上の相手はイダイトウの攻撃は基本受かりません。コノヨザル、ペリッパーで相手ポケモンをいかに削れるかどうかでイダイトウの全抜きの難易度が変わってくるので、なるべくコノヨザルとペリッパーで相手に削りを入れてからイダイトウで全抜きを狙う立ち回りをするよう心がけてました。

持ち物はいのちのたまが余っているので序盤はいのちのたまを持たせてましたが、ウェーブタックルの反動+いのちのたまダメージで先制技圏内に入ってしまうケースが多々あったので、途中からみずタイプの技の威力を上げれるしんぴのしずくにしました。しんぴのしずくだとおはかまいりの火力上昇に繋がらないので「いのちのたまだったら勝てたな〜」と思う試合はいくつかあったのでどちらの持ち物も一長一短です。

テラスタイプは雨状態で火力を更に上げることができるみずにしました。雨に関してはみず技の威力を上げてゴリ押すのが無難に強い気がします。

 

 

カイリュー(NNカイリュー)】

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:はがね

性格:わんぱく 特性:マルチスケイル

努力値:H212 B228 S68

実数値:193-154-158-×-120-109

技構成:ドラゴンテールアイアンヘッド、みがわり、はねやすめ

 

調整

H 16n+1

S 補正なしS4振りフォルムチェンジロトム抜き抜き

B 余り

 

コノヨザルのステルスロック展開から相手のサイクルを荒らす昆布要員。調整はシーズン3の時に使ってた調整からぼうぎょを削って残りをすばやさに振った個体を使いました。

 

前回使ってた調整→【ポケモンSVシーズン3 2ROM使用構築】二極化ペリカメ(ペリイルカ)【最高,最終レート2064,最終順位360位 最高,最終レート2113,最終順位190位】 - 天気研究所

 

雨選出で苦手になるドヒドイデ、ヘイラッシャ、ちょすいドオー、ヘイラッシャなどの高耐久ポケモンに対して非常に強く戦えるため雨の補完枠として優秀でした。コノヨザルのステルスロック展開からカイリューのみがわり→ドラゴンテールで相手のサイクル疲弊を狙いウルガモスガブリアスで〆る動きはシンプルに強かったです。

技構成は相手のサイクル疲弊させるドラゴンテールカイリューに有効打がない耐久ポケモン咎めるみがわり、HP管理ができてTODによる勝ち筋を増やせるはねやすめまで確定。残りの技はシーズン3と同様にじしんを最初は使ってましたが、ドラゴンテールを無効にしてしまうフェアリー勢、フェアリーテラスタル勢にはみがわり→ドラゴンテールのルートが封じられ相手のサイクルを疲弊できず有利な試合運びができないケースが多発してたので、フェアリー勢とフェアリーテラスタル勢に有効打となるアイアンヘッドを採用しました。じしんを採用しないことでサーフゴーやヒードランに対して有効打がない型になってしまいましたが、その2匹は雨選出やガブリアスウルガモスでなんやかんやできたので困るケースはほとんどなかったです。

テラスタイプはアイアンヘッドの火力を上げることができる+どくどくを無効にしつつカイリューで抜群をとられてしまうこおり、フェアリー、いわ、ドラゴン技を半減で受けれるはがねにしました。

 

 

ウルガモス(NNコチュジャン)】

持ち物:あつぞこブーツ

テラスタイプ:みず

性格:おくびょう 特性:ほのおのからだ

努力値:H244 B180 C4 D4 S76

実数値:191-×-108-156-126-143

技構成:ほのおのまい、ちょうのまい、おにび、あさのひざし

 

調整

H 16n-1

S +1で最速ドラパルト抜き

C D 端数

B 余り

 

裏選出の補完枠。雨選出で苦手なチオンジェンやテラスタルを絡めれば環境に多いパオジアン、ウーラオスに強く戦えることに魅力を感じ採用。調整、技構成はシーズン2で使ってた個体と同じで、テラスタイプをくさからみずに変えて使ってました→【ポケモンSVシーズン2使用構築】毒殺バンギガブ【最高,最終2075,最終順位391位】 - 天気研究所

 

ちょうのまい+おにびで物理アタッカー、特殊アタッカーどちらも制圧できる性能は強く、物理アタッカーに火力を削いで後で紹介するガブリアスの全抜きのサポートをしたり、ちょうのまいで自身が全抜きエースになったらできるので状況に応じて柔軟な立ち回りをすることができました。

過去に使ってた調整+技構成もテンプレなので特に語ることはありません()

 

 

 

ガブリアス(NNキリサメ)】

持ち物:いかさまダイス

テラスタイプ:はがね

性格:ようき 特性:さめはだ

努力値:A252 B4 S252

実数値:183-182-116-×-105-169

技構成:じしん、スケイルショット、みがわり、つるぎのまい

 

最後に入ってきた補完枠。でんじはを無効にしつつでんきタイプに対して強く戦えることができるため採用しました。

一言で言うと最強です。ダウンロードコンテンツで追加されたわざマシン(スケイルショット)と今作で新たに登場した持ち物のいかさまダイスとの相性が良く、一気に使いやすくなりました。

今までのガブリアスはすばやさを上げる手段がこだわりスカーフを持たせるぐらいしかないため窮屈な立ち回りを強いられます。スケイルショットを取得したおかげでこだわりスカーフを持たせなくても自身ですばやさを上がれることができるようになりました。つるぎのまい→スケイルショットで火力を上げつつすばやさを上げて全抜き態勢を整えることもできるので使用感は非常に良いです。いかさまダイスを持たせることで連続技が必ず4回以上当たるので安定した火力を出すことができました。命中が90%なのでシーズン中外して負けに繋がるケースは何回かありましたが、当てた時のリターンが外した時のリスクより遥かに上回っているので外しは割り切ってました(90%怖くてポケモンやってられるかーって言いながらスケイルショット撃ってました)。

テラスタイプはカイリューと同じフェアリー、こおり、ドラゴンなど抜群技を半減で受けれるはがねにしました。

 

コノヨザル(NNアイアイ)】

持ち物:きあいのタスキ

テラスタイプ:はがね

性格:ようき 特性:せいしんりょく

努力値:H252 B4 S252

実数値:217-135-101-×-110-156

技構成:ふんどのこぶし、いのちがけ、がんせきふうじ、ステルスロック

 

雨選出、裏選出のステルスロック要員。ステルスロック展開でイダイトウの全抜きの補助やカイリュードラゴンテールでのサイクル疲弊を狙ったりと、このポケモン始動で試合を組み立てるので余程のことがない限り初手選出してました。

コノヨザルよりすばやさが高いポケモンにはがんせきふうじ→ステルスロックで後続に繋ぐ。コノヨザルよりすばやさが遅いポケモンにはステルスロック→いのちがけor攻撃or交代(TODを見据えるなら)。雨選出、裏選出で重いポケモンと対面したらいのちがけを選択するなど機械的に技選択を行い試合運びをすることを心がけてました。

いのちがけが自分が思ったより優秀で雨選出で苦手な相手(ドヒドイデ、チオンジェン、カイリュー、キョジオーンなど)を無理矢理倒してイダイトウの一貫を作ったり、コノヨザルを1発で倒すためテラスタルを切ってくるポケモン(主にパオジアン、水ウーラオスなど)が多く、序盤から相手がテラスタルを切ることで後続のポケモンでテラスタルのじゃんけん要素を消したりと強い要素が盛りだくさんです。

特性はパオジアンのつららおとしの怯みやイーユイのあくのはどう怯みに臆せずステルスロック展開が確実にできるせいしんりょくにしました。

テラスタイプはミミッキュやハバタクカミと対面した時にフェアリー技を半減で受けれて、きあいのタスキを潰れても安全にステルスロック展開ができははがねにしましたが、終盤の初手コノヨザルとハバタクカミ対面でハバタクカミ側の選択がほとんどでんじはを選択してたのででんじはによる麻痺の負け筋を減らすことができるでんきの方が良かったかもしれません。

 

 

 

 

 

パーティ紹介は以上です。

 

 

 

 

 

 

 

 

【基本選出】

 

雨選出。コノヨザルでステルスロックを撒いてからイダイトウで全抜きを狙っていきます。カイリューとコノヨザルが初手で対面した時はステルスロックではなくいのちがけを選択してイダイトウの全抜きの妨げになる要因を消します。

 

+@2()

裏選出。ステルスロックカイリュードラゴンテール展開かステルスロックウルガモスガブリアスの積みリレー展開で戦います。

 

 

 

 

 

 

 

 

【きついポケモン

 

 

☆トドロクツキ

純粋にきつい。イダイトウのみず技、ゴースト技を両方半減以下で受けれる+トドロクツキよりすばやさが高いポケモンがいないため。

 

☆テツノツツミ

初手から選出されるのはまだ大丈夫ですが、後続から選出されるのが1番きつい。

 

☆オーガポン(いどのめん)

みがわり+やどりぎのタネ持ちはマジで勝てません(圧倒的欠陥構築)。ガブリアスで頑張るしかない()

 

 

 

他にもきついポケモンはいますが特にきつかったのはこの3匹です。

 

 

 

 

 

 

 

【最後に】

 

結果

TNジューダス 最終315位

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改めましてシーズン10お疲れ様です。

 

シーズン8振り+レギュレーションDルールで最後にレート2000を達成することができて非常に嬉しいです。シーズン11からルールが変わり環境がだいぶ変化すると思いますが、自分のペースであわよくば結果を残せるよう努めてまいります。

 

 

 

 

 

【すぺしゃるさんくす】

 

 

☆自覚ある色違いペリッパーと自覚ある色違いイダイトウを譲ってくれたふっとんさん。ガーダシルさん

 

 

☆一緒にスマブラ遊んでくれた葉月陽菜乃ちゃん

 

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。シングルランクバトルでTNジューダスと当たった方は対戦ありがとうございます!!

 

 

 

 

※最高,最終レート

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