天気研究所

ポケモン。主に天候パについて

【ポケモンSVシーズン13 2ROM使用構築】炎天下舞踏会【最高,最終レート2016,最終順位222位 最高,最終レート2116,最終順位40位】

はじめましての方ははじめまして。そうでない方はお久しぶりです。キョウタと申します。シーズン13お疲れ様です。シーズン13では晴れパを使い久しぶりにレート2000+レート2100を到達することができました。シーズン14からルールが変更して需要があるかどうかわかりませんが、自身の結果を残す意味で今回も構築記事として残したいと思います。最後まで読んでくださると幸いです。

 

 

 

シーズン13使用構築

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【構築経緯】

※採用順

 

 

・レギュレーションEから天候始動要員のキュウコンの解禁と前々からヒスイドレディア入りの晴れパで結果を残したい欲があったのでレギュレーションEでは晴れパ(キュウコン+ヒスイドレディア)を煮詰めることを決めた。シーズン11,12通して使って思ったことはアカツキガチグマ、パオジアン、トドロクツキ、オーガポンなどと厳しい相手が多いため補完枠に求める役割が多すぎると感じました。シーズン11ではパオジアン+ママンボウモロバレルで試したり、シーズン12ではカバルドン+トドロクツキ+サーフゴーなど色々と試しましたが、終盤勝ちきれずレート2000到達しないまま終わったので色々と迷走してました。勝ちきれなかった理由を振り返った時に負けた試合が役割集中で負けるケースがほとんどでした(例をあげるならヘイラッシャでカイリューとパオジアンを受けきると思ったが、こだわりハチマキカイリューでヘイラッシャのHPがかなり削られてパオジアンの受けが成立しなくなるケース)。もちろん上記の例以外にも環境に多いアカツキガチグマやオーガポンも火力に秀でたポケモンなので1匹のポケモンだけで受けを任せて戦うのは危険。こちらが求める理想の補完枠は上記のポケモンに対して最低1回は行動できてクッションとしての役割を果たせるポケモンを最初に模索しました(晴れ選出は受け出しが成立できるほどの耐久がないので、晴れを再展開する際や晴れ始動→補完枠のクッション→晴れエースと安全に晴れエースを着地させるルートを取れる為クッションとしての役割は非常に重要です)。

 

・色々試してる時シーズン中盤にHD霊獣ランドロス+HBヘイラッシャの組み合わせがあらゆる並びに対して選出が可能+最低1回は行動ができて選出しても腐ることがないことを知り、途中からHD霊獣ランドロス+HBヘイラッシャの並びを裏選出の軸として採用。採用したことでクッション+晴れ選出の表選出と霊獣ランドロス+ヘイラッシャ+@1の裏選出を確立することができた。ただ、裏選出で霊獣ランドロス+ヘイラッシャだと相手のサイクルを疲弊させることができるが、状況によって相手のポケモンを確実に倒しきれない為、窮屈な試合展開になってしまいます。残り2匹の補完枠は霊獣ランドロス+ヘイラッシャで相手のサイクルを疲弊させた後のスイーパーとしての役割を担えつつ表選出(晴れ選出)とシナジーがあるポケモンを模索。理想は高速アタッカーor自身のすばやさを上げれる積み技を覚えれるポケモン

 

・晴れ選出と裏選出どちらもシナジーがありカイリューアカツキガチグマ、ウーラオス、オーガポン、パオジアンなどに致命傷を与えることができて、高いすばやさで上から制圧することが可能なこだわりメガネ持ちのハバタクカミを採用。

 

・環境に一定数いるキョジオーン、キラフロル、チオンジェン+ドヒドイデorテツノドクガ等の対策しないと簡単に負けてしまうため、それらの構築に対してメタをはれて晴れと相性が良く霊獣ランドロス+ヘイラッシャと一緒に選出した時に全抜きエースの役割を担うポケモンを探したところおんみつマントトドロクツキに辿り着き最後の補完枠として採用。

 

 

 

 

 

 

【コンセプト】

 

・天候始動要員、天候エースは上段に配置

・裏選出、表選出共に見えない勝ち筋を作る

・クッションを大事にしながら全抜きエースを通す

 

 

 

 

 

 

【パーティ紹介】

 

 

 

キュウコン NNゆたんぽ】

持ち物:あついいわ

テラスタイプ:ほのお

性格:おくびょう 特性:ひでり

努力値:H52 C204 S252

実数値:155-×-95-127-120-167

技構成:オーバーヒート、バークアウト、おにび、おきみやげ

 

調整

☆C H252振りアカツキガチグマを晴れ+ほのおテラスタルオーバーヒートで確定1発

☆S ウーラオスやすばやさを削ってるオーガポン意識で最速

☆H 余り

 

天候始動要員。晴れを展開しておにび、おきみやげ等でデバフを押し付けて後続の起点を作る役割を担ってます。

同じ晴れ始動要員ではコータスが存在しますが、コータスとは違い自主退場技(おきみやげ、いやしのねがい等)を覚えたり、ウーラオスカイリューアカツキガチグマより上から行動できる為レギュレーションEでの使用感はかなり良かったです。特にアカツキガチグマに対して上から行動できるのが偉く、晴れオーバーヒートでHPを削ってから後続の攻撃圏内に入れる動きが純粋に強く、特定のアカツキガチグマ入りの構築(アカツキガチグマ+クレセリア)に対して有利に試合運びをすることができます(クレセリア入りだと初手からアカツキガチグマで暴れるルートを取ってくるので、そこにキュウコンを合わせてオーバーヒートを撃ち込みます)。オーバーヒートを撃った後どうしても相手に隙を与えてしまう展開になってしまいますが、おきみやげやおにびによる物理アタッカーの機能停止など起点回避手段が豊富な為オーバーヒートのデメリットをキュウコン1匹で解決できます。

技構成はオーバーヒート、おにび、おきみやげの3つはすんなり決まりましたが、残り1つをアンコール、ほえる、ソーラービーム等色々な候補はありましたが、オーバーヒートワンウェポンにするとみがわり持ちのテツノツツミにストレスが溜まりまくることを考えて、テツノツツミのみがわりに対して直接ダメージを入れられてデバフ要素(とくこうダウン)を押し付けることができるバークアウトにしました。テツノツツミ以外にもとつげきチョッキアカツキガチグマに対してバークアウト→オーバーヒートで行動回数を増やしながらより多くの削りを入れることができるので便利でした(命中不安に目を瞑れば)。

テラスタイプはオーバーヒートの火力を底上げできるほのおにしました。キュウコンにテラスタルを切ることはあまりないですが、アカツキガチグマ+クレセリアみたいな構築に対しては積極的にテラスタルを切ってました。

 

 

ドレディア(ヒスイのすがた) NNおうじょ】

持ち物:いかさまダイス

テラスタイプ:ゴースト

性格:いじっぱり 特性:ようりょくそ

努力値:H12 A236 B20 D4 S236

実数値:147-170-98-×-96-155

技構成:タネマシンガン、かかとおとし、トリプルアクセル、しょうりのまい

 

調整

☆A 10n

☆S ようりょくそ発動後最速ブーストエナジーテツノツツミ抜き

☆H B D 余り

 

天候エース。キュウコンで起点作成後しょうりのまいを積み全抜きを狙う。

環境に多いウーラオスに対して対面からしょうりのまいを積めることができる性能は他の天候エースにはない強さを持っていると実感しました(あんこくきょうだ、すいりゅうれんだ共に半減で受けられるのは偉い)。技範囲も優秀で晴れエースでありながらテラスタル(テラバースト)に依存せずカイリューに有効打を覚えれるのはこのポケモンならではの強みです。

レギュレーションEを通して使ってきましたが、シーズン11,12は技構成、持ち物が中々決まらず迷走してましたが、シーズン13(藍の円盤が解禁したシーズン)では新しくトリプルアクセルを取得してから使用感はかなり変わりました。トリプルアクセル解禁前はアイススピナーを使ってましたが、アイススピナーだと単発技+火力が足りないため使用感は悪かったです(カイリューのマルチスケイルを貫通できない為ステルスロックのサポートがありきだった)。ただ、トリプルアクセルは連続技なのでステルスロック展開できなくてもカイリューのマルチスケイルを貫通できたので使用感はぐんと良くなりました。持ち物がいかさまダイスの恩恵もあり必ず3回当たるため90%さえ乗り越えればストレスはかかりません(今までタネマシンガンしか恩恵を受けなかったが、タネマシンガン以外にも恩恵を受ける技を覚えたのも大きいです)。いかさまダイスは非常に偉く相手視点から予想できないアイテムだと自分は思ってます。いかさまダイス無警戒で立ち回ってくるプレイヤーも多かった(きあいのタスキ持ちテツノツツミが晴れ状態のヒスイドレディアにテラスタルなしで突っ張ってくる)ので見えない勝ち筋を広げることができます。このアイテムのおかげで負け試合のところを勝ち試合にすることができた為本当に偉かった(こなみ)。

テラスタイプはカイリューしんそく、オーガポンのでんこうせっかを無効にできるゴーストにしました。ノーマル技を透かすケースは何回かあったのでゴーストテラスタルは重宝しました。

 

 

ハバタクカミ NNフルイワカメ】

持ち物:こだわりメガネ

テラスタイプ:フェアリー

性格:おくびょう 特性:こだいかっせい

努力値:H36 B84 C236 D20 S132

実数値:135-×-86-185-158-189

技構成:ムーンフォースシャドーボール、パワージェム、ほろびのうた

 

調整

☆H-D 補正ありC252振りアカツキガチグマのブラッドムーン+しんくうはを確定耐え

☆C なるべく高く(ステルスロック+パワージェムでH252振り炎オーガポンを確定1発)

☆S 最速トドロクツキ抜き

☆B 余り(物理の先制技耐えれたらいいなー程度)

 

破壊の化身。

霊獣ランドロスとヘイラッシャで相手のサイクルを疲弊させてから最後のスイーパー+初手から高火力技で特攻して相手の場を荒らす役割を担ってます。ステルスロック+ハバタクカミの攻撃であらゆるポケモン(カイリュー、パオジアン、炎オーガポンetc)を葬れるので試合のプランを組み立てやすいです。ハバタクカミを選出する時はステルスロック展開とクッションを大事にすることを意識して立ち回ってました。

途中まで性格ひかえめ(最速オーガポン抜き)で火力に夢を追い求めてましたが、最速トドロクツキを抜けない。準速パオジアンを抜けないなどストレスが溜まる一方だったので火力の夢を諦めてすばやさに補正をかけて最速トドロクツキと準速パオジアン抜きの調整に変えて最後まで潜ってました(おくびょうは正義)。

技構成はメインウェポンとなるムーンフォースシャドーボールは確定。残りはステルスロックと合わせて炎オーガポンを倒せるパワージェムとギミック系(バトンパ)に刺さるほろびのうたにしました。無難に強く無難に使いやすかったです。

 

 

トドロクツキ NNコダイノソラ】

持ち物:おんみつマント

テラスタイプ:どく

性格:ようき 特性:こだいかっせい

努力値:H244 A4 B204 D4 S52

実数値:211-160-117-×-122-160

技構成:はたきおとす、ちょうはつ、りゅうのまい、はねやすめ

 

調整

☆A 10n(こだいかっせい発動時の効率を考えて)

☆S 最速霊獣ランドロス、コノヨザルを抜けるライン

☆H-B 残り(なるべく高く)

 

こちらを参考にしました→https://almond-beginer-1500-ibaru.hatenablog.com/entry/2023/11/01/133718

※問題があれば消します

 

最後に入ってきた補完枠。トドロクツキ以外の5匹だとキョジオーン、キラフロル入りの構築とドヒドイデ+チオンジェンなどどくびしを絡めた構築に滅法弱かった為その対策として採用しました。

おんみつマントであらゆる技の追加効果を無効にしてちょうはつ+りゅうのまい+はねやすめでHPを管理しながら全抜きを狙える性能は本当に強かった(霊獣ランドロス+ヘイラッシャでサイクル疲弊させた後の積みエースの動きをとれることもgood)。環境に一定数いる上記の構築に対しては無類の強さを誇りeasy winを量産することができました。ヒスイドレディアと同様相手視点からトドロクツキの持ち物をおんみつマントと想定して立ち回る人が少なく見えない勝ち筋を作ることができました。従来キュウコンとヒスイドレディア(晴れパ)をセットに組んでるトドロクツキの持ち物がこだわりハチマキが多い為、こだわりハチマキを想定した立ち回りをとってくるケースが多かったのでおんみつマントはかなり刺さりました。選出率は低いものの選出した時の勝率は1番高い気はします。

テラスタイプは弱点であるフェアリー、かくとう技を半減で受けれることができて、構築単位で重いどくびしの回収+どくどくを無効にできるどくにしました。

 

 

ランドロス(れいじゅうフォルム) NNLandorus】

持ち物:オボンのみ

テラスタイプ:ほのお

性格:しんちょう 特性:いかく

努力値:H252 D236 S20

実数値:196-165-110-×-143-114

技構成:じしん、とんぼがえり、ちょうはつ、ステルスロック

 

調整

☆H-D ハバタクカミ、サーフゴーに行動回数を増やしたい為なるべく高く

☆S ミラー意識(ステルスロック霊獣ランドロスミラーの時上からちょうはつを撃ちたい為)

 

クッション兼ステルスロック要員。間違いなく今回使ったパーティで1番強かったし1番選出してた。

いかく+しんちょうHD振りにするおかげで物理特殊ともにほとんどの攻撃を1回は耐えることができて、ステルスロック展開やじしんによる相手への削りをして後続のサポートを確実に行うことが可能です。不意の高火力技で何もせずに倒されるケースはありますが、そういったケースのほとんどが相手がテラスタルを切って倒しにくるケースなので相手のテラスタルを切らせる最低限の役割を遂行することはできます。基本初手からステルスロック展開をしてから後続にとっておいてクッションとして扱うのが理想(ちょうはつ→とんぼがえりで晴れ展開、トドロクツキ展開に持ち込むルートも取れます)。特性いかくは相手のこうげきを下げる優秀な特性なので状況に応じて雑に切らずに大事にする立ち回りを意識してました。

テラスタイプはハバタクカミのフェアリー技とサーフゴーのはがね技。炎オーガポンのメインウェポンを半減で受けれるほのおにしました。

 

 

ヘイラッシャ NNまぐろ】

持ち物:たべのこし

テラスタイプ:フェアリー

性格:わんぱく 特性:てんねん

努力値:H252 B196 D60

実数値:257-120-176-×-93-55

技構成:ウェーブタックル、あくび、まもる、ねむる

 

調整

☆H-B なるべく高く

☆H-D 補正なしC252振りハバタクカミのフェアリーテラスタルムーンフォースを確定耐え

 

物理受け。霊獣ランドロスステルスロック+ヘイラッシャのあくびで相手のサイクルを疲弊させて後続のハバタクカミやトドロクツキのサポートを行う役割を担ってます。

レギュレーションDの途中からオーガポンが登場してからかなり向かい風になってますが、ウーラオスとパオジアン2匹に受け出しができる数少ないポケモンなため採用しました。レギュレーションEではきついきつい言われてますが、ステルスロックと組み合わせた時に真価が発揮するポケモンだと感じまだまだ強く戦えるポケモンだと実感しました。サーフゴーに弱いのが玉に瑕ですが、ハバタクカミ、トドロクツキ、霊獣ランドロスで最低限カバーできる為そこまで気にはならなかったです。

テラスタイプはこだわりハチマキパオジアンにかみくだくを撃たれてるだけでしんどいのでフェアリーにしました。フェアリーにすることでスケイルショットカイリューに展開阻害できる点は強かった。

 

 

 

 

 

パーティ紹介は以上です

 

 

 

 

 

 

【基本選出】

 

oror

晴れ選出。ほとんどは霊獣ランドロスを選出してますが、オーガポン(みどりのめん)など霊獣ランドロス展開がしづらい相手がいた場合ハバタクカミ、トドロクツキの選出も視野に入れます。

 

oror

裏選出。霊獣ランドロスステルスロック展開から試合を組み立てます。スタンパ(BIG6)系統はハバタクカミ。キョジオーン、キラフロル系統はトドロクツキで頑張ります。

 

 

 

 

 

 

【きついポケモン

 

キノガッサ

テクニシャン、ポイズンヒールどっちも重い。キノコのほうしを無効にできるのがヒスイドレディアしかいない為晴れ選出を強いられる。

 

☆ディンルー

かなりきついと言うわけではないが、選出されたら面倒なポケモン。霊獣ランドロスとトドロクツキのちょうはつを絡めてうまく立ち回るしかありません。

 

☆ヘイラッシャ

じわれ持ち以外なら余裕ですが、現実はほとんどじわれ持ち。ぼくはかなしい()

 

 

 

 

他にもきついポケモンはいますが、特にきつかったのはこの3匹

 

 

 

 

【最後に】

 

結果

TNジューダス 最終222位

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TNオルハ 最終40位

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改めましてシーズン13お疲れ様でした。

レギュレーションEで中々満足した結果が残せず苦しい時期が続いてましたが、シーズン13で晴れパ(キュウコン+ヒスイドレディア)で最終2桁順位を残すことができて本当に嬉しいです。9世代に入って初めての最終2桁なので、これを機にシーズン14以降はより高い順位を目指していきます。

シーズン14からルールが変わりレギュレーションFになります。天候パの変化だとドリュウズが解禁したので、シーズン14ではカバドリかバンドリで結果を残せるよう色々と模索して参ります。

最後まで読んでいただきありがとうございます!ランクバトルでTNジューダス、TNオルハとマッチングした方は対戦ありがとうございます。

 

 

 

p.s

シーズン13の最終日対戦集をYouTubeの方に投稿しました。

今後余裕がある時はシーズン毎の対戦集を上げていきたいと思います。

 

シーズン13最終日対戦集①

www.youtube.com

 

シーズン13最終日対戦集②

www.youtube.com

 

 

最終レート

メインロム

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サブロム

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X(旧Twitter)ID:@Judaspoke