はじめましてのかたははじめまして。そうでないかたはお久しぶりです、キョウタと申します。シーズン2お疲れ様です。9世代初の構築記事です()
シーズン1では自分自身のレートを確認することができませんでしたが、シーズン2が終わった後ポケモンHOMEのアップデートがありレートを確認することができるようになりました。シーズン2のレートを確認したところ目標としていたレート2000を到達することができました。シーズン3からルールが変わり需要があるかどうかわかりませんが、自身の結果を残す意味で構築記事を書きたいと思います。最後まで読んでくださると幸いです。
シーズン2使用構築
7世代の構築かな?
【コンセプト】
・天候始動要員を1番上に置く
・ステルスロック、状態異常を駆使してサイクル疲弊を狙う
・積み+回復技の詰ませ要素を押し付ける
【構築経緯】
※採用順
・シーズン2ではユキノオー+ハルクジラの霰パで結果を残そうと奮闘しましたが、終盤になって「霰パは今の自分の実力じゃ結果出せない〜無理だー!」と思い霰パを一旦解散。当時は霰(ユキノオー+ハルクジラ)+カイリューで使ってましたが、カイリューの性能が個人的に使いやすかったのと、積み技(りゅうのまい)+回復技(はねやすめ)で相手の行動、テラスタルを確認してから試合展開ができると感じたためカイリューからスタート。
・カイリュー以外にも積みエースが欲しかったので特殊エースかつカイリューで相手が厳しいアーマーガア、ミミズズ、ミミッキュ、サーフゴーあたりに強く戦えることができるウルガモスを採用。カイリューと同様積み技(ちょうのまい)+回復技(あさのひざし)で相手の行動を確認してから展開できるためこの2匹を軸にして補完枠、天候始動要員を模索しました。
・カイリュー、ウルガモスだと特性てんねん勢(主にラウドボーンとヘイラッシャ)の突破が難しいためてんねん勢にどくどくを入れることができてくろいきりでの起点回避が可能でカイリュー、ウルガモスの全抜きのサポートができるドヒドイデを最初の補完枠として採用。
・ドヒドイデのどくどく、どくびし展開ができなかった時にてんねん勢を破壊できる枠が欲しかった+でんき技が一貫してたのでサイクル破壊とでんき技を無効にすることができるこだわりハチマキ持ちのガブリアスを採用。
・カイリューがテラスタルした時にじめん技の一貫ができてしまいヘイラッシャのじわれで負けるケースが多発すると思いカイリューが万が一テラスタルをしたとしてもじめん技の一貫が切ることができるポケモンが欲しかったので、テラスタル関係なく特性ふゆうでじめん技に対して受け出しすることができて、カイリューとウルガモスで苦手なポケモンに強く戦えることができるウォッシュロトムを3匹目の補完枠として採用。
・最後は天候始動要員のバンギラス。天候要素が無いTNジューダスは福神漬けが入ってないカレーみたいなものなので当然のごとく採用(採用した理由はクエスパトラの一貫を切りたかった+特性すなおこしでゲンガーのきあいのタスキを潰しつつドラパルト、カイリューなどにイカサマで負担をかけれて隙を与えないため)。
【パーティ紹介】
バンギラス@オボンのみ NNタチキラス
テラスタイプ:じめん
性格:わんぱく 特性:すなおこし
努力値:H252 A60 B156 D4 S36
実数値:207-162-165-×-121-86
調整
☆H-B なるべく高め(補正ありA252振りのこだわりハチマキ持ちドラパルトのドラゴンアローをオボンのみ込みで2耐え)
☆A テラスタル後のじしんでH4振りサーフゴーを乱数1発(81%)
☆S まひ状態ですばやさにそこまで振ってない+1カイリューを抜けるライン
シーズン2の終盤から使った天候始動要員。途中まで霰パ(ユキノオー+ハルクジラ)を使ってましたが、ドラパルト、ゲンガーなどのゴースト勢とクエスパトラに対して辛い立ち回りを強いられていて安定して勝てなかったことが続いていたので霰パを一度解散させて、それらのポケモンの対策としてバンギラスを採用しました(それ以外にも特性てんねん勢の相手がかなり辛かった+今の自分の実力じゃ納得のいく霰パを組むことができないと思い一旦霰パを諦めました)。
バンギラスを採用したことでゲンガーのきあいのタスキを潰したり、カイリューやドラパルトの攻撃を耐えてからでんじはを入れて機能停止ができたりクエスパトラのエスパー技(ルミナコリジョン、アシストパワー等)の一貫を切ることができたので非常に使いやすかったです。 シーズン序盤は「特性と元々のタイプがテラスタルとの相性が悪い」や「テラスタル環境だと600族最弱まである」など前作と比べてかなり評価が低かったです。ただ、タイプ一致イカサマとでんじはでカイリュー、セグレイブに隙を与えない+ノーマル技(主にしんそく)を半減で受けれることができるのはテラスタル関係なく純粋に強かったです。
技構成、テラスタイプは環境に多いサーフゴー+カイリューの並びに役割を持てるような構成にしました。ステルスロック+でんじはで後続のカイリュー、ウルガモスの起点作成を行ったりテラスタル後のじしんでサーフゴーに隙を与えない動きをとることができました。前作のダイマックス環境と比べたら弱くなった部分は多々ありますが、テラスタル環境でも戦えていけるスペックがあると感じました。9世代でもバンギラスマスターを目指します。
ガブリアス@こだわりハチマキ NNキリバチ
テラスタイプ:フェアリー
性格:ようき 特性:さめはだ
努力値:A252 B4 S252
実数値:183-182-116-×-105-169
サイクル破壊の要。ヘイラッシャ、ラウドボーン、ドオーなど環境に多い特性てんねん勢に隙を見せるの展開が多かったためサイクル破壊+てんねん勢を破壊できるこだわりハチマキ持ちのガブリアスを採用しました。主にバンギラスのステルスロック展開、ドヒドイデのどくびし展開からサイクルを疲弊させてからガブリアスで暴れる動きが理想です。
ドラゴン技、じめん技の一貫ができたらげきりん、じしんのボタンを押すだけで勝てた試合もあったので火力は凄まじかったです。サイクル破壊に限らずパーティ単位できついウォッシュロトム、ヒートロトム、ジバコイル、パーモットなどのでんきタイプ勢の牽制+でんき技を抑制する役割も担ってます。テラスタイプはドラパルト対面で強気に居座ることができるフェアリーにしました。
余談ですが、自分は6世代の時からオンライン対戦(レーティングバトル、ランクバトル)をスタートしましたがガブリアス入りのパーティで結果を残す(レート2000到達する)ことができませんでした。9世代でようやくガブリアス入りでレート2000到達することができたのですごく嬉しいです。
テラスタイプ:ノーマル
性格:いじっぱり 特性:マルチスケイル
努力値:H196 A204 S108
実数値:191-198-115-×-120-114
調整
☆H 16n-1
☆A 11n
☆S +1で最速ガブリアス抜き
今回使った構築の軸の1匹。ドヒドイデのどくどく+どくびし、バンギラスのステルスロックを撒いてサイクルを疲弊させてから全抜きを狙うポケモンです。9世代からテラスタル環境に変わったため自分の中で「強い立ち回り、動き、構築の組み方」を模索したところ相手のテラスタルに依存せず行動保証があるポケモンを軸にしたほうが強いと思い、テラスタル環境で自分の中で強い立ち回りができると感じたカイリューを1匹目の軸としました。
特性マルチスケイルのおかげでHP満タンであれば大体のこうげきを耐えることができるので、不意にテラスタルをしてきたとしてもマルチスケイルで1回攻撃を耐えてからりゅうのまい→上からはねやすめor上から攻撃することができました。立ち回りの幅が広く選出すれば最低限仕事をしてくれます。りゅうのまい+はねやすめの性能だけでもかなり強いが、特性のおかげでカイリュー1匹だけで詰ませる試合も少なくなかったので本当に強かった。
りゅうのまいをしてからノーマルテラスタルしんそくで攻めるのもよし。ドヒドイデのどくびし展開からりゅうのまい+はねやすめでじわじわと削ってから攻めるのもよしと攻撃方面と防御方面で非常に優秀な性能をしてました(7世代のメガボーマンダに近い性能があります)。
テラスタイプ:フェアリー
性格:ひかえめ 特性:ふゆう
努力値:H252 B4 C236 D4 S12
実数値:157-×-128-170-128-108
技構成:ほうでん、ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、テラバースト
補完枠(こいついつも補完枠にウォッシュロトム採用してんな)。カイリュー、ウルガモスだとヘイラッシャ、ラウドボーンなどのてんねん勢を相手するのが厳しかったので、てんねん勢に有効打を持ちつつじわれの一貫を切れるポケモンを探したところこのポケモンにたどり着き採用しました。
てんねん勢だけではなくカバルドン展開やサーフゴー、マリルリ、ヒートロトム等にも隙を見せない性能をしてるので無難に使いやすかったです。元々はウォッシュロトムではなくじめん技の一貫を消しつつセグレイブに強く戦えるミミズズを使ってましたが、ヒートロトム、ウォッシュロトム、ジバコイルなどのでんきタイプ勢とヘイラッシャ、ラウドボーンなどのてんねん勢に隙を与えてしまう+勝率がかなり低かったので途中からミミズズからじめん技の一貫を消せてでんきタイプ勢とてんねん勢に弱くないウォッシュロトムに変更しました。変更したおかげで対てんねん勢に対して安定して戦えたのと勝率もかなり良くなったので補完枠としての役割を遂行してくれました。
世代が変わっても補完枠として採用しやすい最高のポケモンです(尚ハイドロポンプ外し)。
テラスタイプ:くさ
性格:おくびょう 特性:ほのおのからだ
努力値:H244 B180 C4 D4 S76
実数値:191-×-108-156-126-143
調整
☆H-B 補正ありA252振りこだわりハチマキ持ちドラパルトのドラゴンアローを確定耐え
☆S +1で最速ドラパルト抜き
☆C D 余り
カイリューと同じく今回使った構築の軸の1匹。カイリューで苦手なドドゲザン、アーマーガア、サーフゴーなどのはがねタイプ勢とミミッキュに強く戦えてちょうのまい+あさのひざしで相手のテラスタルに依存せず立ち回ることができるため採用しました。特殊アタッカーに対してはちょうのまいで詰ませる動きをとれて、物理アタッカーに対しておにびで詰ませる動きをとれるため相手のポケモン、状況に応じて柔軟に立ち回ることができました。
カイリューと同じくちょうのまいとおにびで相手の特殊アタッカーと物理アタッカーに対してテラスタル関係なく強く立ち回ることができたので非常に使いやすかったです。努力値をHBに振ってるためドラパルトのドラゴンアロー、ガブリアスのがんせきふうじを確定で耐えるので無理やりおにびを入れてカイリューの起点を作る動きもとれます。
テラスタルタイプは構築単位で一貫してるマリルリのみず技やガブリアスのじめん技やジバコイルなどのでんき技に対して半減で受けれることができるくさタイプにしました。本当はドラパルトのドラゴンアロー、サザンドラのりゅうせいぐんを無効にすることができるフェアリータイプにしたかった場面が多々ありましたが、構築単位でマリルリ、ジバコイルがきつかったためきついポケモンに対して強く戦えることができるテラスタルタイプにしました。テラスタイプをフェアリーにしなかったことで対ドラパルトの立ち回りが窮屈でしたが、相手視点ウルガモスをフェアリーテラスタル前提(シーズン2のウルガモスのテラスタイプフェアリー率が46.9%)で立ち回る人が多かったのでウルガモスに対して安易にドラゴン技を撃ってくるケースが少なかったのでテラスタイプをフェアリーにしなくて良かったかもしれません(結果論)。
ドヒドイデ@メンタルハーブ NNジョルノ
テラスタイプ:フェアリー
性格:ずぶとい 特性:さいせいりょく
努力値:H252 B220 D36
実数値:157-×-220-×-167-55
調整
☆H-B 補正ありA252振りマリルリのA+6(はらだいこ後)みずテラスタルアクアブレイクを確定耐え
☆D 余り
【SV S2シングル最終86位 最高最終2187pt】ワニカバジャングループ - くらもらんと!
※調整、技構成はこちらから参考にさせていただきました(無断転載のため問題があれば消します)
どくびし要員。カイリュー、ウルガモスで苦手となるてんねん勢にどくどく+どくびしで対面、サイクル下でどくを入れることができてくろいきりで相手のポケモンの起点を作らせず後続のポケモンに繋げる役割を担ってます。
パーティ単位できついコノヨザルにどくどくを入れたかったのでちょうはつを撃たれても1回は無効にできるメンタルハーブを持たせて使ってました。ちょうはつだけではなくアンコール等も1回は無効化できるので活きる場面は多かったです。特性さいせいりょくも強力で、初手でどくびしを展開してからウルガモスとカイリューでサイクルを回して相手を疲弊させてTODによる勝ち筋を拾うこともできるので本当にこの特性は頭おかしいです(褒め言葉)。
テラスタイプは今回使った構築はフェアリータイプ、はがねタイプがいないのでドラゴン技の一貫を無効にすることができるフェアリーにしました。ドヒドイデだけではなくガブリアス、ウォッシュロトムとなるべくフェアリータイプのテラスタルを多く採用してドラゴン技の一貫を作らせないよう心がけてました。
パーティ紹介は以上です。
【基本選出】
☆++or
ドヒドイデのどくびし展開、バンギラスのステルスロック展開からウルガモスとカイリューで詰めていきます。
☆++or
対てんねん勢、受けループ、クエスパトラの選出。バンギラス、ウォッシュロトム、ドヒドイデで削ってガブリアスで破壊していきます。
☆++or
相手のパーティにてんねん勢がいる+カイリュー、ウルガモスどっちかが刺さってる時の選出。ガブリアスでサイクル破壊してカイリューのノーマルテラスタルしんそくで締めるのが理想。
【きついポケモン】
☆コノヨザル
地味にきつい。ウルガモス、カイリュー共にすばやさを調整してるため上からちょうはつで展開を阻害されるのもきついし、いのちがけで1匹葬り去れるのもきついので確実に仕事をされます。ドヒドイデで無理やりどくどくを入れるか、ガブリアスでゴリ押すぐらいしか明確な対処法がありません。
みずテラスタルなどは大丈夫ですが、ひこうテラスタルがめっちゃきつい。火力アップアイテム、アナライズがあるとウルガモスでもちょうのまいの起点にできないので1匹捨ててから展開しないといけません。
コノヨザルと同じくカイリュー、ウルガモス共にすばやさを調整してるため上からちょうはつを撃たれて展開を阻害される。仕事をさせずに倒すケースが少ないので相手したくない。
他にもきついポケモンはたくさんいますが、特にきついポケモンはこの3匹です。
【最後に】
改めましてシーズン2お疲れ様です。9世代に変わってなんとかレート2000到達することができてホッとしてます。シーズン1も天候パ(晴れパ)を使ってレート2000(最終レート2132)を達成することができたので9世代最初はかなり良いスタートを切ることができました。剣盾最初の頃は色々と迷走して長い間結果が出せない時期があったのでSVでは迷走せず天候パで安定した結果を出し続けるよう頑張ります。
シーズン3からはパラドックスポケモンが解禁されますが、自分なりに色々模索してシーズン3以降も楽しみます。
最後まで読んでくださりありがとうございます!ランクバトルでTNジューダスとマッチングした方は対戦ありがとうございます!
※最終順位、最終レート
TwitterID:@Judaspoke