はじめましてのかたははじめまして。そうでないかたはお久しぶりですキョウタと申します。シーズン25途中(2021/12/23時点で書いてます)の状態ですが、年末年始忙しくなり最終日付近潜れる時間を確保できないので一足早く撤退してシーズン25で自分自身が使ってた構築を残す意味で記事にしていきます。最後まで読んでくれたら幸いです。
シーズン25使用構築
※シーズン24の最終日に使ってた並びと同じです
【コンセプト】
・黒バドレックス、ドリュウズを通す
・相手のダイマックスを枯らして、こちらのダイマックスで圧をかける
・黒バドレックスに依存せず柔軟な選出を心掛ける
【構築経緯】
※採用順
・ダイマックス環境でなるべく相手の行動(ダイマックス、交代など)を見てからこちらの行動を選択できるみがわりという技に着目してみがわりと相性が良い禁止伝説を最初に模索した。候補は黒バドレックス、ザシアン、ムゲンダイナ、ホウオウ、ゼクロム、ブラックキュレムなど色々いましたがザシアン、黒バドレックス以外は1度でも相手にダイジェットを許した場合上から縛られて後手に回りやすくこちらが不利な試合展開をしざる得ない状況になってしまうのでザシアン、黒バドレックスの2匹に候補を絞りました。ザシアンの場合みがわりで体力を削れると回復手段が無い+相手にメタモンがいた時の切り返しが難しい。黒バドレックスの場合みがわりで体力を削れたとしてもやどりぎのタネで回復ができる+メタモンへの切り返しがザシアンより簡単(天候始動要員で対策が容易)だったこともあり最終的に禁止伝説枠は禁止伝説の中で1番すばやさが早く上から制圧できる黒バドレックスにしました。
・天候始動要員は黒バドレックスで苦手となるイベルタル、メタモンの切り返し、珠サンダー、黒バドレックスミラーになった時の引き先として安定するバンギラス。天候エースは禁止伝説使用率トップのザシアンに抗えることができて黒バドレックスよりはやいレジエレキに隙を見せずメタモンに切り返されても最低1回は行動できるタスキドリュウズを採用。3匹をベースとして残りの3匹は苦手なポケモンに強く戦えていける補完枠を模索しました。
・最初の補完枠はHBアッキのみサンダー。じめん技の一貫を切りつつ、バンドリ黒バドレックスで苦手なエースバーン、霊獣ランドロス、ホウオウなどのいのちのたま+ダイジェット持ちのアタッカーとウーラオス、ザシアンに対するクッションかつ物理アタッカーのダイマックス枯らす要員として採用。
・ここまでの4匹だとみず技が一貫してたのでカイオーガ軸に安定して戦いたかった+カバルドン、ラグラージなどのあくびステルスロック勢に見せ合いで圧をかけれてキョダイコランダでミミッキュに隙を与えない。ドラムアタック等ですばやさ操作が可能でバンギラスが選出できない時の黒バドレックスに抗えるとつげきチョッキ持ちのゴリランダーをカイオーガ対策として加えました。
・最後の補完枠はここまでできついジガルデ軸、ムゲンダイナ入りの受けループ。イベルタル+ドヒドイデ、ラッキー。日食ネクロズマ、フェローチェ、ドラパルト、ガラルヒヒダルマに対抗できてサンダーが選出できない時の物理受け。バンギラスのステルスロックと組み合わせることで相手のポケモンを疲弊させて黒バドレックスの一貫を作れたり、高耐久低火力の相手にTODでの勝ち筋を拾えることが可能なねむる+ねごと持ちのゴツゴツメットスイクンを最後の補完枠として採用し潜ってました。
パーティ紹介
バンギラス@たべのこし NNグシオス
性格:しんちょう 特性:すなおこし
努力値:H252 D244 S12
実数値:207-154-130-×-166-83
今回使った天候始動要員+イベルタル、黒バドレックス、サンダーなど特殊受け。メタモン入りの相手には黒バドレックスとセットで選出することがほとんどだったのでメタモンに黒バドレックスをコピーされた時の切り返しとしては優秀でした。まもる+すなあらしによるとくぼう上昇で特殊アタッカーのダイマックスを枯らしてこちらのダイマックスを通す選択をとれるので非常に使いやすいです。
技構成はサイクルを有利にするステルスロック、すばやさ操作のがんせきふうじとダイマックス枯らしかつ体力管理ができるまもるは確定。最後の技は霊獣ランドロス、ミミッキュと不利対面をとられたとしても起点にならない+ザシアンに受け出しされる際に削りが優秀なイカサマを採用しました(イカサマを1回入れることができれば黒バドレックスのアストラルビット圏内に入ります)。
砂始動要員はバンギラス以外にもカバルドン、ギガイアスなど優秀なポケモンがいますが、バンギラス以外の砂始動要員を採用すると補完枠にメタモン対策、イベルタル、黒バドレックス受けを採用しないといけないですが、砂始動要員がバンギラスなら天候始動要員かつメタモン対策、イベルタル、黒バドレックス受けを担うことができて補完枠選択の幅を広げることが可能なので他の砂始動要員にはない強さを持ってると感じました。
性格:ようき 特性:すなかき
努力値:A252 D4 S252
実数値:185-187-80-×-86-154
技構成:じしん、アイアンヘッド、ロックブラスト、つるぎのまい
調整
☆S 準速ゼルネアス、りゅうのまいドラパルト意識で最速
砂エース。ゼルネアス軸、ゼクロム軸には必ず選出しザシアン、レジエレキ入りにもそこそこ選出してました。メタモンが多い環境+ザシアン受けとして採用されやすいヌオー、霊獣ランドロスに弱くカイオーガに天候を塗り替えられると無力になってしまうので冠環境と比べて動かしづらいと感じました。それでもゼルネアス軸、ゼクロム軸には絶対選出してたので今回使ったパーティでは必要な存在でした。
持ち物はメタモンにコピーされても確実に仕事ができて砂が無くてもザシアンに勝てる可能性があるきあいのタスキにしました。
バドレックス(こくばじょうのすがた)@のろいのおふだ NNバドレックス
性格:おくびょう 特性:じんばいったい
努力値:C252 D4 S252
実数値:175-×-100-217-121-222
技構成:アストラルビット、サイコショック、みがわり、やどりぎのタネ
シーズン24から引き続き使ってた禁止伝説枠。禁止伝説の中で1番すばやさが高く、上からデメリットなし威力120技を撃てる性能は他の禁止伝説にはない強さを持ってると感じました。とくこうもトップクラスの性能なので生半可の耐久のポケモンでも受けが成立しないので、ダイマックスで黒バドレックスを対応する立ち回りをされることが多かったのでみがわりがぶっ刺さります。基本黒バドレックスと不利対面をとられたら相手選択肢はダイマックスで誤魔化すかポリゴン2、ラッキーなどの特殊受けに交代がほとんどです。前者の場合みがわりを選択して相手の出方を見てから交代か相手のダイマックスを枯らす動きをとれて、後者の場合みがわりからやどりぎのタネで体力を管理しつつ試合を有利に運ぶことができるのでみがわりという技は非常に重要な技だと再認識しました。相手のふいうち択を外す立ち回りもできるので勝ち筋を大きく広げられます(相手にエースバーンやウーラオスがいた場合ふいうち択の発生を避けるためなるべくみがわりを見せない立ち回りをすることも心掛けてました)。
後に紹介するサンダー、ゴリランダー、スイクンとの相性も良く相手の禁止伝説枠によって柔軟な選出、立ち回りをすることができました。イベルタル、黒バドレックスと当たった時は極力黒バドレックスは選出せず補完枠+バンドリで戦うことも視野に入れます。
サンダー@アッキのみ NNZapdos
性格:ずぶとい 特性:せいでんき
努力値:H252 B252 D4
実数値:197-×-150-145-111-120
技構成:ほうでん、ぼうふう、ねっぷう、はねやすめ
調整
☆ウーラオスに受け出しをしたいためHB特化
物理受け+物理アタッカーのダイマックスを枯らす役割を担ってるアッキのみサンダー。主にザシアン軸、ホウオウ軸に積極的に選出し、バンドリ+黒バドレックスで苦手なエースバーン、ウーラオス、霊獣ランドロスに対して隙を見せずバンドリの補完枠として相性が良いです。アッキのみを持たせることでエースバーンでダイマックスして無理やりサンダーを突破を試みてくる相手には対面はねやすめから入ればキョダイカキュウを3回受けきりダイマックスを枯らせるぐらいの耐久はあります(意地っ張りだと乱数次第で3回目で倒されてしまいますが、こちらの部が良い乱数です)。
特性せいでんき+ほうでんの追加効果で相手のポケモンに麻痺をまくのを積極的に狙ってました。1度でも追加効果を引けば黒バドレックスのみがわりを張る試行回数を増やすことができるので状態異常の麻痺は重宝しました。
性格:いじっぱり 特性:グラスメイカー
努力値:H204 A220 S84
実数値:201-190-110-×-90-116
技構成:ドラムアタック、グラススライダー、はたきおとす、ばかぢから
とつげきチョッキ持ちのゴリランダー。カイオーガ軸に対して強く戦いたかったのとカバルドン、ラグラージなどのステルスロック勢やカプ・レヒレなどの高耐久みずポケモンに見せ合いで圧をかけたかったので採用しました。主にカイオーガ軸、バンギラスが選出できない時の黒バドレックス軸に対して積極的に選出してました。特にカイオーガ+ナットレイの並びに対してゴリランダー1匹だけで勝てる試合が多かったのでカイオーガ軸に対して安定した勝率を残せるのはこのポケモンのおかげです。
特性グラスメイカーのおかげで疑似的に体力管理ができるのでみがわりで体力が削れた黒バドレックスの回復もできたりバンギラスが受けるじしんなどのじめん技の威力を下げることができるので後続にいるポケモンのサポートもできたりします。
性格:ずぶとい 特性:プレッシャー
努力値:H236 B252 S20
実数値:205-×183-110-135-108
技構成:ねっとう、ほえる、ねむる、ねごと
調整
☆H-B 補正ありA252振りザシアンのこうげき3段階上がったじゃれつくを確定耐え
☆S カプ・レヒレのすばやさ判定をしたいため少し振ってます
古のゴツゴツメット持ちのスイクン。ザシアン軸、日食ネクロズマ軸、ジガルデ軸、ムゲンダイナ、イベルタル入り受けループに対して積極的に選出してました。スイクン以外の5匹だとフェローチェ、ガラルヒヒダルマ、ウオノラゴンなどの受けがしづらいアタッカーに対して安定して受け出しができたので今回使ったパーティの過労死枠です。バンギラスのステルスロックと組み合わせることでゴツゴツメットによる削り+ねごとからのほえるでステルスロックのダメージを稼ぐことができるのでバンドリとの相性はかなり良いです。サンダーが選出しづらい時のザシアン受け、物理受けとゴツゴツメット+ねっとうのダメージで黒バドレックスの攻撃圏内に入れる役割を担ってます。
ねむる+ねごとでラッキーやドヒドイデなどのどくどくやちきゅうなげなどのスリップ、固定ダメージだけで突破してくる相手には強く戦えて行けるのでTODによる勝ち筋を広げることができます。ゴツゴツメットの削りが非常に優秀で黒バドレックスで苦手なウーラオス、エースバーンのタスキを削りアストラルビット圏内に入れることができます(ふいうち択に勝つことができればくろのいななきを発動させて全抜き態勢を整うことができます)。
ほえるはステルスロックのダメージ蓄積とザシアン、日食ネクロズマ、ドラパルト、カイリューの起点回避に役立ちます。正直こごえるかぜやれいとうビームなどのこおり技を採用してガブリアスやカイリューなどのこおり技4倍勢に強く戦いたかったが、今回使った技構成どれも優秀すぎたので最後までこの技構成にして戦い抜きました。
ねっとうやけどは控えめに言って神。
パーティ紹介は以上です。
【基本選出】
☆VSザシアン軸
+@2 ※残りの2匹はゴリランダー以外の中から2匹
ザシアン軸は黒バドレックスで有利は取れるのでザシアンと不利対面をとられないよう心掛けてました。よく選出するのはサンダーとスイクン。レジエレキ、サンダーなどがいた場合バンギラス、ドリュウズも視野に入れます。
☆VSカイオーガ軸
++
ゴリランダーで崩しに行きます。カイオーガとゴリランダー対面でナットレイに引いてきたらダイマックスして勝負を決めに行きます。
☆VSイベルタル軸
++or
バンギラス過労死選出。なるべくバンギラスの体力管理を怠らず試合を進めるのがキーです。イベルタルと組まれるポケモンはラッキーやドヒドイデなどの受けポケモンが多いので受けポケモンはバンギラスのステルスロック展開からスイクンで粘ります。
☆VS日食ネクロズマ軸
++@1
スイクンで日食ネクロズマのりゅうのまいの起点を作らせず黒バドレックス展開するのが理想です。最後の1匹は相手のパーティ次第でなんでもいけますが、よく選出してたのはバンギラスです(イカサマで削ることができるのと、すなあらし展開をすればあさのひざし、つきのひかりの回復量が下がるので)。
☆VS黒バドレックス軸
+or+or
バンギラス絶対選出。基本黒バドレックスを選出せず相手の黒バドレックス対策枠を腐らせるように立ち回ります。
☆VSムゲンダイナ軸
++or
スイクンで削って黒バドレックスで詰めていきます。メタモンがいた場合バンギラス。ミミッキュやエースバーンがいた場合サンダーを出します。
☆VSホウオウ軸
++
スイクンとサンダーでだいたいのホウオウを対応することができます(シーズン中いのちのたま持ちがほとんどだったので、ダイジェットのタイミングでサンダーで受けてアッキのみ発動からはねやすめ→ダイウォールでダイマを枯らすことができます)。スイクンとサンダーで相手のダイマックスを枯らした後は黒バドレックスのダイマックスで圧をかけます。
☆VSゼルネアス軸
++or
きつい禁止伝説。不利対面をとられたら負けるので初手でバンギラスは置かず、スイクンやドリュウズなどゼルネアスの起点になりにくいポケモンを合わせます。
☆VS白バドレックス軸
++
ゼルネアスほどきつくはないが相手はしたくないです。特にトリックルーム持ちの個体もいるのでスイクンのほえるをうまく活用しながら黒バドレックスの全抜き態勢を整えます。
☆VSゼクロム軸
++or
ドリュウズ絶対選出。初手ゼクロムでダイマックスをして暴れた後にテッカグヤ、メタモンで対応することがほとんどなのでテッカグヤと黒バドレックス対面でみがわりを残せるよう立ち回ります。
☆VSディアルガ軸
++
初手ダイマックスからミミッキュウオノラゴンのトリックルーム展開がほとんどだったのでディアルガのダイマックスを黒バドレックスのみがわりで枯らしてから試合運びをします。スイクンのほえるでトリックルーム展開を阻害できるのでスイクンを削らない立ち回りをするよう心掛けてました。
☆VSジガルデ軸
++or
黒バドレックスのやどりぎのタネでなんやかんや粘ります。パーフェクトフォルムになればやどりぎの回復量がすごいことになるのでへびにらみで黒バドレックスにまひを入れられないよう慎重に立ち回ります。
基本選出は大体こんな感じです。
きつかったポケモン
禁止伝説枠
☆ゼルネアス
ドリュウズ以外積まれた状態のゼルネアスに勝てるポケモンがいません。
☆ゼクロム
ゼルネアスほどではないですがきついポケモンの1匹です。ドリュウズでなんやかんや頑張るしかないです()
こおり技覚えてるポケモンがいないので絶好のりゅうのまいチャンス。
一般ポケモン
一番きつい一般枠。まわれる前にスイクンでほえるかねっとうやけどを引くことを祈ります。
黒バドレックスを通すうえで一番弊害になるので厳しい戦いを強いられます。黒バドレックスのやどりぎ+みがわりで削りながら倒すか、バンドリで倒すルートしか明確な突破方法がありません。
つるぎのまいからのダイサンダーきついんじゃ(スイクン、サンダーでも受けが成立しません)。
【最後に】
改めましてシーズン25お疲れさまでした。シーズン25は序盤から調子が良く1桁順位をキープできて最終的に調子を落とさずに最速でレート2000+初めて瞬間1位を達成することができたので個人的に満足のいくシーズンでした。今後もこの調子を維持できるよう努めてまいります。来月からのシーズンはレジェンズアルセウスが発売する月のシーズンなので早い段階で結果を残せられるよう頑張ります。
シーズン26で使っていく天候パは晴れパ(コータスリーフィア)を試していきます!
最後まで読んでいただきありがとうございます。シングルランクマッチでTNジューダスとマッチングした方は対戦ありがとうございます。
※最高,最終レート
※最終順位
twitterID:@Judaspoke