天気研究所

ポケモン。主に天候パについて

【ポケモン剣盾シーズン32使用構築】雷鳴黒馬砂塵【最高,最終レート2007,最終順位51位】

はじめましてのかたははじめまして。そうでないかたはお久しぶりですキョウタと申します。シーズン32お疲れ様です。シーズン31に引き続きシーズン32でも天候パを使って内部レート2000を達成することができました。需要があるかどうかわかりませんが、自身の結果を残す意味で記事にします。最後まで読んでくれたら幸いです。

 

 

シーズン32使用構築

※3匹目は黒バドレックスです

 

 

 

 

 

 

 

【コンセプト】

・天候始動要員、天候エースは上段に置く

・みがわり展開から黒バドレックス、ゼクロムを通す

ステルスロックゴツゴツメット、すなあらしのスリップダメージでサイクルを崩す

 

 

 

【構築経緯】

※採用順

 

・序盤から中盤まではシーズン31で使ってた構築を使ってのんびり潜ってました。レート1900まではいけましたがシーズン31よりきついポケモン、構築と当たる頻度が多くなった+みず技の一貫がウォッシュロトムでしか切れなかったためウオノラゴン、水ウーラオスカイオーガなどのみずタイプアタッカーに苦戦を強いられていたのでパーティを解散させ新しいパーティを作ることにしました。

 

・バンドリ+黒バドレックスの3匹は竜王戦(禁止伝説1匹)環境の時から使っていたので新しい並びを試すより、今まで使ってた3匹を入れた並びのほうが戦いやすい+選出がわかりやすくなると思ったのでバンドリ+黒バドレックスの3匹からスタート(個人的な理由でTNジューダスといえばこの並び!みたいなものが欲しかった+竜王戦環境から使ってたこの3匹で結果を残したいという思いもあったため)。残りの3匹は環境に多い並びに対して自信が持てる選出、役割を遂行できるポケモンを模索しました。

 

・最初の補完枠はみず技の一貫を切ることができてカイオーガ入りのパーティに役割を遂行することができるトリトドンを採用。バンギラスステルスロックからトリトドンのあくび展開で相手のサイクルを疲弊させてから黒バドレックスを通すのが理想です。

 

・ここまでの4匹だとじめん技が一貫してるため霊獣ランドロスガブリアスカバルドンなどのじめんタイプ勢と不利対面をとられた時の引き先となり禁止伝説だと日食ネクロズマ、ザシアン入りに選出、役割を持つことができて黒バドレックスの全抜きをサポートできるエアームドを2匹目の補完枠として採用

 

・ここまでの5匹だと火力と耐久に厚く振ってるカイオーガとみがわりめいそうカイオーガに対して後手に回る可能性が高くサイクルが不利になる+バンドリ選出ができない時ホウオウ入りに対して安定しなかったと感じたため最後の補完枠はカイオーガに対して後手に回らずホウオウ入りに積極的に選出できるゼクロムを禁止伝説2枠目として採用。

 

 

【パーティ紹介】

 

バンギラス@カゴのみ NNバンホーテン

性格:しんちょう 特性:すなおこし

努力値:H252 D252 S4

実数値:207-154-130-×-167-82

技構成:イカサマ、がんせきふうじ、ステルスロック、ねむる

 

今回使った天候始動要員+環境に多い特殊イベルタル、黒バドレックス、サンダーなどの特殊アタッカーを受ける役割と黒バドレックスで苦手なメタモンにコピーされた時の切り返しの役割を担ってます。シーズン31までは持ち物をたべのこしにして技構成にまもるを覚えさせて相手のダイマックスを枯らす動きに特化した型を使ってましたが、試運転をしてる時ねむるを覚えてたら勝てた試合(主にTODで勝てた試合)が多かったと感じた+別のポケモンにたべのこしを持たせたいこともあったため持ち物はカゴのみを持たせた型をシーズン32では使いました。

持ち物をたべのこしからカゴのみに変えたことで、耐久型ムゲンダイナに対して数的有利を取ってしまえばねむる連打でTODに持ち込んで勝てた試合が増えたのでカゴのみ+ねむるはかなり重宝しました。ただ、たべのこし+まもるを抜いたことで特殊アタッカーのダイマックスを枯らすことが難しくなったので個人的に立ち回りが少し窮屈になったと感じました。それでもカゴのみじゃなかったら勝ってない試合も多々あったので一長一短です。なるべくダイマックス枯らしをバンギラスで一任せずトリトドンエアームドと交代しながらダイマックスを凌ぐ立ち回りをするよう心掛けました。

技構成は黒バドレックスの有効打+バンギラスに対して後出ししてくるザシアンに対して削りが優秀なイカサマとTODの勝ち筋を広げるねむるとドリュウズ、黒バドレックス、ゼクロムの全抜きをサポートできるステルスロックまで確定。残りの技はいわ技でがんせきふうじかロックブラストで悩みましたが、ロックブラストだと相手のダイジェットに対してケアがしづらいと感じたためダイジェットに対して少しでもケアがしやすくなるがんせきふうじにしました(外しは知らん)。

 

ドリュウズ@きあいのタスキ NNネコダマシ

性格:いじっぱり 特性:すなかき

努力値:A252 B4 S252

実数値:185-205-81-×-85-140

技構成:じしん、アイアンヘッド、ロックブラスト、つるぎのまい

 

今回使った天候エース。主にゼルネアス、ホウオウ、日食ネクロズマ絡みのパーティに対して選出してました。シーズン31では耐久、火力調整したいのちのたまを持たせた型を使ってましたが、いのちのたまだと不意の高火力技、抜群技でドリュウズが何もせずに倒されてしまうケースがあり負けに直結するシーンが何回かあったため最低1回行動ができる+単体でも選出がしやすいきあいのタスキを持たせて型をシーズン32で使ってました。きあいのタスキにしてからは多少選出率等上がったので持ち物を変えて正解でした。

刺さるパーティにはとことん刺さりますが、環境に多い霊獣ランドロス対策のついでにドリュウズも対策されるのでそこが辛いところです。それでもバンギラスと一緒に並べることで選出しなくても選出誘導の役割を担うことができるのでドリュウズ以外の適任はいないです。シーズン33もドリュウズを使い続けます(使命感)。

 

バドレックス(こくばじょうのすがた)@のろいのおふだ NNバドレックス

性格:おくびょう 特性:じんばいったい

努力値:C252 D4 S252

実数値:175-×-100-217-121-222

技構成:アストラルビット、サイコショック、みがわり、やどりぎのタネ

 

禁止伝説枠の1匹。禁止伝説の中で1番すばやさが高く最低限削りを入れることができるため試合展開を組み立てやすい+特性のくろのいななきでとくこうを上げて全抜き態勢を整える性能は純粋に強く禁止伝説の中で1番使いやすいです。バンドリの並びで選出されやすい霊獣ランドロス、ヌオー、テッカグヤカバルドンは黒バドレックスで強く戦えることができて逆に黒バドレックスで苦手なハピナスバンギラス、黒バドレックスをコピーしたメタモンにはバンドリで強く戦えるので相性補完はかなり良いです。

技構成、調整等はいつものやつです。竜王戦(禁止伝説1匹)環境の時から同じ技構成、調整を使ってきたので立ち回り、戦い方は熟知してる(と信じたい)。新しい型を使うより使い慣れてる型の方が絶対強く立ち回れると思ってる+個人的に黒バドレックスを使うならこの型が1番強いと思っているので技構成、調整を変えずに使い続けてます。

持ち物はゴースト技の威力を上げることができるのろいのおふだを持たせてますが、火力アップアイテムを持ってるとはいえ黒バドレックスのアストラルビットだけで倒しきれない相手が多いのですなあらし、ゴツゴツメットステルスロック等のスリップダメージを入れて黒バドレックスのアストラルビット圏内に入れる立ち回りをするよう心掛けてました。

 

ゼクロム@たべのこし NNゴルベーザ

性格:いじっぱり 特性:テラボルテージ

努力値:H12 A180 B4 D108 S204

実数値:177-212-141-×-134-136

技構成:らいげき、スケイルショット、みがわり、りゅうのまい

 

調整

☆H 4n+1

☆A ステルスロック+A+1ダイサンダーでH252振りザシアンを乱数1発(93.7%)

☆H-D 補正なしC252振りカイオーガのダイアイス(れいとうビーム媒体)を確定耐え

☆S 気持ちとつげきチョッキ持ちカイオーガより早く(+1で最速130族抜き)

 

【剣盾s29 最終36位 最高最終2015】マルスケ展開テラボルテージ - onion soupのいうとおり

※調整はこちらから参考にさせていただきました(めーでーさんに掲載許可をもらいました。めーでーさん本当にありがとうございます)

 

補完枠+禁止伝説枠2匹目。禁止伝説枠1匹目に黒バドレックスを採用すると状況次第でイベルタルカイオーガ、ホウオウに不利をとられて厳しい試合を強いられることが多々あると思い黒バドレックスで苦手な禁止伝説入りのパーティに対して対面から勝てることが可能なゼクロムを採用しました。

ゼクロムを採用したことでバンドリ以外でホウオウ軸に対する選出の幅を広げることができた+バンドリで一貫しやすいみず技を受けたりみずタイプのポケモンに強く戦えていけたので補完枠としてはかなり優秀でした。その分霊獣ランドロスに対して隙を見せてしまうのでそこが玉に瑕。

技構成、調整はカイオーガに対して行動ができる+メタモンにコピーされても被害を最小限に抑えることができるように耐久、すばやさを調整した型を使ってました。いのちのたまが余ってたのでいのちのたまを持たせた火力ゴリ押しの型も考えましたがバンドリ、黒バドレックス、ゼクロムをパーティに入れることでメタモンがほぼほぼ選出されるのでメタモンに対するカウンター要素を入れる必要がありこのような技構成にしてます。スケイルショットはガブリアスのタスキを貫通できたりメタモンにコピーされても回数次第で黒バドレックス、トリトドンも攻撃を耐えて返しの攻撃で倒すことができるので攻めと受けを両立できる点はげきりんより優れてると感じました。ただ、命中率が90%なので外しにやる負けた試合がいくつかあったのでそこは一長一短です。

余談ですがシーズン32ではジガルデ(たべのこし持ち)と対面した時はほとんどはゼクロムがすばやさが勝ってて上から行動できましたが、すばやさに厚く振ってるたべのこしジガルデも一定数いたのでもっとすばやさに振るべきでした(トラウマ)。

 

エアームド@ゴツゴツメット NNエアムード

性格:わんぱく 特性:がんじょう

努力値:H252 B252 S4

実数値:172-100-211-×-90-91

技構成:ステルスロック、みがわり、ふきとばし、はねやすめ

 

補完枠の1匹。攻撃技がないノーウェポンエアームドです。主にザシアン、日食ネクロズマ入りに対して積極的に選出してました。バンドリ、黒バドレックス、ゼクロムで一貫しやすいじめん技を無効にすることができてつるぎのまいを覚えてるガブリアス、霊獣ランドロスに対してふきとばしで隙を見せず盤面を操作できることに魅力を感じ採用しました。同じはがね・ひこうタイプにアーマーガアやテッカグヤがいますがその2匹ではなくエアームドを採用した理由は

 

ステルスロックを覚えるためサイクルを疲弊させることが可能

・特性がんじょうのため最低1回は行動できる

・ふきとばしによる起点回避(ステルスロックと合わせることでダメージレースを有利にする)

 

主な理由はこの3つです。特にステルスロック+ふきとばしを覚えることができる点が優秀でした。黒バドレックス、ゼクロムドリュウズだけだと攻撃1発で相手を倒しきれず返しの攻撃で倒されるケースが多いので絶妙に足りない火力をエアームドステルスロック展開の削りで補うことができたので非常に強かったです。技構成にみがわりを採用してる理由はカバルドンラグラージトリトドンなどのあくび勢に隙を見せない+ナットレイに対してみがわり→ステルスロック→ふきとばしで有利に試合展開ができるため採用してます(みがわり状態ならいのちのたまを持ってないジガルデのサウザンアローはみがわりが確定で耐えるのでジガルデ軸には多少の役割を持ってます)。特にあくび勢にみがわりを展開することであくびループから試合の主導権を握る動きを止めることができたためみがわりという技はかなり重宝します。

純粋にステルスロック+ふきとばしで疲弊させる動きが強く雑に扱ってもなにかしら仕事をこなしてくれます。持ち物は攻撃技がないため接触してくる相手に対してメインウェポンとなるゴツゴツメットを採用。ゴツゴツメットを持たせることでザシアンを削って黒バドレックスのアストラルビット圏内に入れたり、物理技メイン(フレアドライブDDラリアット等)のガオガエンに削りを入れて黒バドレックスを通しやすくする動きをとれるのでこの持ち物は本当に強かった。選出率も1番高かった気がします。

NNの由来は自分が小学生の頃エアームドのことをエアムードと間違えた名前で呼んでいたため。自分以外にエアームドの名前を間違えて覚えてた人はいるはず(いるよね?)。

 

トリトドン@きれいなぬけがら NNミズカルゴ

性格:なまいき 特性:よびみず

努力値:H252 A4 B140 C4 D108

実数値:218-104-106-113-127-×

技構成:じしん、れいとうビーム、あくび、じこさいせい

 

調整

☆H-B 補正ありA252振りA+1じゃれつくを確定耐え

☆H-D 補正ありC252振りカイオーガのダイアイス(ふぶき媒体)で乱数2発(0.3%)

 

補完枠の1匹。バンドリ+黒バドレックスで一貫しやすいみず技(主にカイオーガ)を受けれてカイオーガ軸に隙を見せないポケモンが欲しかったちため採用。調整はザシアン+カイオーガの並びに役割を持ちたかったためザシアンのじゃれつく+カイオーガのダイアイスを耐える調整にしました。

立ち回りはエアームドステルスロック展開からトリトドンのあくびで削りつつゼクロム、黒バドレックスで全抜きをするのが理想です。エアームドだけだと削りはできても裏のポケモンを確認することができないケースがあるのでトリトドンを展開補助としての役割を担うようにしました。持ち物は最初はオボンのみを考えてましたが、カイオーガ入りにゴチルゼルが入ってた時に選出を歪まされて負けてしまうのが1番しょーもないと思ったのでゴチルゼル入りにも選出を歪ませず積極的に選出できるきれいなぬけがらを持たせました。実際今回使ってたパーティでゴチルゼルが選出されることが全くなかったのできれいなぬけがら以外の持ち物の方がよかったとシーズン終了時に思いました。

技構成はカイオーガに対してダメージが期待できるじしん、HP管理のじこさいせいと起点作り、起点回避ができるあくびは確定。残りの技はねっとう、まもる、れいとうビームクリアスモッグあたりと選択ですが霊獣ランドロスに隙を見せたくないのもあり霊獣ランドロスに対して4倍弱点が突けれて遂行速度を速めることができるれいとうビームにしました。

 

 

 

パーティ紹介は以上です。

 

 

【基本選出】

※禁止伝説の組み合わせはかなりあるので自分がランクバトル潜ってる時によく見た並びの基本選出を記載します。

 

☆VSザシアン+カイオーガ

or


☆VSザシアン+黒バドレックス

 

☆VSザシアン+イベルタル

or

 

☆VSザシアン+ホウオウ

 

☆VSザシアン+ディアルガ

or


☆VSカイオーガゼクロム

+@1

 

☆VSイベルタル+ムゲンダイナ

or

 

☆VSイベルタル+日食ネクロズマ

or

 

☆VSホウオウ+日食ネクロズマ

or

 

☆VSホウオウ+ムゲンダイナ

or

 

☆VSゼルネアス+日食ネクロズマ

or

 

☆VSゼルネアス+黒バドレックス

+@1

 

☆VSジガルデ全般

+@1

 

 

 

【きついポケモン

 

☆エースバーン

気づいたら重くなっていた(超絶欠陥構築)

 

☆ホウオウ

耐久型ならそこまできつくはないですが、いのちのたま持ちアタッカーは少々きついです。先に展開されたらゼクロムでも致命傷を負います。

 

ゼクロム

こっちのゼクロムが耐久振ってるため先に展開されたらしんどい。

 

 

 

【最後に】

結果

TNジューダス 最終51位

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改めてシーズン32お疲れ様でした。シーズン31に引き続きレート2000+2期連続2桁順位を達成することができて非常に嬉しいです。

シーズン33では禁止伝説2匹環境が最後のシーズンとなるので楽しく、のんびりと、あわよくば結果を残せるよう頑張ります。

 

【すぺしゃるさんくす】

 

☆自分のモチベーションを維持し続けてくれた3桁を目指す窓の方々

 

☆シーズン29終わりの通話で「ゼクロムは軸で採用するより補完枠で採用するほうが強い」とアドバイスをしてくれたシグマさん

 

ゼクロムの調整を参考にさせていただいためーでーさん(ゼクロムだけで勝てた試合が多かったので本当に感謝です)

 

 

 

 

ここまで読んでくださりありがとうございます。ランクバトルでTNジューダスとマッチングした方は対戦ありがとうございます。

※最終レート

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※TwitterID:@Judaspoke