はじめましてのかたははじめまして。そうでないかたはお久しぶりですキョウタと申します。シーズン27お疲れ様です。シーズン26からルールが変わり禁止伝説が2匹使えるルールでしたが、シーズン27でもなんとか内部レート2000+2桁順位を達成することができました。需要があるかどうかわかりませんが、自身が使ってた構築を残す意味でシーズン27で使ってた構築を紹介します。最後まで読んでくれたら幸いです。
シーズン27使用構築
※右下は黒バドレックスです
【コンセプト】
・天候始動要員を1番上に置く
・ステルスロック+ほえるを絡めてダメージレースを有利にする
・相手を疲弊させてゼルネアス、黒バドレックス、霊獣ランドロスで詰める
【構築経緯】
※採用順
・環境に多いザシアン、日食ネクロズマなどのはがねタイプ禁止伝説に不利はとられてしまうが、ジオコントロールを積んでしまえばその2匹以外の禁止伝説全員に勝てるスペックがあり、少しでも削りを入れることができればザシアン、日食ネクロズマでも止めることができないゼルネアスからスタート。ゼルネアス単体だけでは苦手なはがねタイプに削りを入れるタイミングが無いので、最初はゼルネアスで苦手な相手に弱くなく最低限削りを入れられるポケモンを探しました。
・最初はゼルネアスで苦手な相手をステルスロック+ゴツゴツメットの削りを入れれば止まらなくなると思いステルスロックを覚えたスカーフ霊獣ランドロスとゴツゴツメットスイクンを最初に採用。理想はスカーフ霊獣ランドロスのステルスロック展開からスイクンのほえる+ゴツゴツメットの削りをザシアン、日食ネクロズマに入れてからゼルネアス、スカーフ霊獣ランドロスで一掃する。これを軸にして残りの3匹は補完枠として模索しました。
・シーズン26と比べてメタモンが大増殖してる+みず技(主にカイオーガ)が一貫してたので、ジオコントロールを積んだ後にメタモンにコピーされた時とカイオーガと不利対面とられた時の引き先となれるナットレイを最初の補完枠として採用。やどりぎのタネ+てつのとげでゼルネアスの攻撃圏内に入れる動きも取れるので、スイクンが選出できない時のクッション要員としての役割を担うことができます。
・ここまでの4匹だと霊獣ランドロス以外すばやさが遅いこともあり上から殴ってくるポケモン(特にザシアン)に隙を見せてしまうのと日食ネクロズマにりゅうのまいを積まれた時の切り返しができなかったのでザシアンとすばやさが1段階上がった日食ネクロズマに対して強く上から殴れることができて禁止伝説の中で1番すばやさが高い黒バドレックスを2枠目の禁止伝説として採用。
・黒バドレックスを採用したことでメタモン、イベルタル、黒バドレックスミラーになった時の引き先が必要+ここまでの5匹だとアタッカーサンダーに不利対面をとられてしまうと厳しい戦いを強いられるのでサンダーに対して安定して受け出しができるポケモンが欲しかったので最後の補完枠にバンギラスを採用。
ただレート2000を達成したものの終盤にかけてザシアン+カイオーガの型の多様化や当たったゼルネアスがほとんどきあいだまを所持してたためカイオーガ、ゼルネアス対策で入れたナットレイが息してない状態が続いてたのでナットレイからゼルネアス、カイオーガ(あわよくばザシアン)に受け出しができるポケモンを探しました。
・模索した結果ナットレイをカイオーガ、ゼルネアスに受け出しができて有効打が無いザシアンを完封できるヌケニンに変えて最後まで潜ってました。
パーティ紹介
バンギラス@とつげきチョッキ NNシン・バンギ
性格:いじっぱり 特性:すなおこし
努力値:H252 A252 D4
実数値:207-204-130-×-121-81
技構成:ストーンエッジ、かみくだく、ほのおのパンチ、じしん
今回使った天候始動要員。黒バドレックスを使ってる関係上コピーされたメタモン、イベルタル、黒バドレックスミラー時の引き先が欲しかったため採用。前のシーズンまではたべのこしを持った耐久(HD)に振った型を使ってましたが、耐久に振ってないダイマックスサンダーに対してダイロックで倒しきれないケースが何回かあったので、甘えたダイマックスサンダー居座りを許さない火力に特化した型を使いました。
技構成はストーンエッジとかみくだくは確定で残りはザシアンに削りを入れて黒バドレックス、ゼルネアスの攻撃圏内に入れることができるじしんとテッカグヤ、ナットレイが全体的に重かったのではがねタイプに抜群が通るほのおのパンチにしました。
最後までこの型、技構成にしましたがもっと他に良い技構成、良い型があったのではないかとシーズン中ずっとモヤモヤしてたので他の型もをもっと模索するべきでした。
霊獣ランドロス@こだわりスカーフ NNあてにげ
性格:ようき 特性:いかく
努力値:H132 A124 S252
実数値:181-181-110-×-100-157
技構成:じしん、いわなだれ、とんぼがえり、ステルスロック
調整
☆H-D 補正なしC252振り黒バドレックスのアストラルビットを確定耐え
☆S 最速
☆A 残り
今回使ったパーティの軸となる1匹。初手からステルスロック展開、とんぼがえりなどをするかき乱し要員。初手からスカーフじしんで奇襲する動きやステルスロック展開してから最後スイーパーとして上からじしんで仕留める動き、とんぼがえりからスイクンにつなぐ動きはかなり強く個人的に使いやすかったです。オーソドックスすぎて特に書くことはないです。
初手ムゲンダイナ対面でステルスロックを選択するかじしんを選択するかで毎回悩みまくり禿げそうになりました()
スイクン@ゴツゴツメット NNナミダ
性格:ずぶとい 特性:プレッシャー
努力値:H236 B252 S20
実数値:205-×-183-110-135-108
技構成:ねっとう、ほえる、ねむる、ねごと
調整
☆H-B 補正ありA252振りザシアンのこうげき3段階あがったじゃれつくを確定耐え
☆S カプ・レヒレのすばやさ判定したいため少し振ってます
古のゴツゴツメットスイクン。霊獣ランドロス同様今回使ったパーティの軸です。霊獣ランドロスのステルスロックとスイクンのほえる、ゴツゴツメットを組み合わせて相手のポケモンを削りゼルネアス、黒バドレックスの攻撃圏内に入れる役割を担ってます。ゴツゴツメットの削りが優秀でゼルネアスで苦手なザシアンを削ったり、黒バドレックスで苦手な悪ウーラオスのタスキを削ったり禁止伝説を通すうえで弊害になる要素を消せることができます。同じ耐久みずポケモンにカプ・レヒレがいますが、カプ・レヒレには持ってない強さを持ってると改めて感じました。
スイクンの良いところ
・はがね技(ザシアンのきょじゅうざんや日食ネクロズマのメテオドライブなど)を半減で受けることができる
・ムゲンダイナのこうげきを1回は耐えることができる(メガネムゲンダイビーム以外は)※1回耐えるのでムゲンダイナの型をある程度断定できる
・ほえるで起点回避ができる+どくどくなどの定数ダメージだけで突破を試みる相手に滅法強い
・プレッシャーによるPP枯らし+詰ませ性能がトップレベル(ムゲンダイナのダイマックスほう、悪ウーラオスのあんこくきょうだ、ジガルデのサウザンアローなど)
主な理由はこんな感じです。
1番ははがね技を半減で受けれることが大きかったです。ザシアンのきょじゅうざん、日食ネクロズマのメテオドライブに対して受け出しが可能でゴツゴツメット+ねっとうのダメージで後続圏内に入れる動きが非常に強かったです。シーズン中ねっとうやけどやねごとほえるで救われた試合は数えきれないほどありました。ねむる+ねごとで運が絡むシーンは多々ありますがねごと無警戒で立ち回りをしてくる相手にねごとほえる+ねごとねっとうを通せば大きいアドバンテージを得ることができる+ねごとで疑似的に他の技のPPを節約できて長期戦などに有利になるため今回使ったパーティでは必要不可欠な存在でした。
余談ですが4シーズン連続でスイクンを使ってきてるのでそろそろ天候パの人からスイクンの人と呼ばれそうで怖いです(笑)
ヌケニン@ぼうじんゴーグル NNヌッケニーン
性格:さみしがり 特性:ふしぎなまもり
努力値:A252 D4 S252
実数値:1-156-49-×-51-92 ※B個体値10
技構成:ポルターガイスト、かげうち、おにび、こらえる
調整
☆D>B ダウンロード対策
最終日付近急遽入った補完枠。ゼルネアス、カイオーガに安定して受け出しができてほのおのキバ、かみくだくを覚えてないザシアンを完封できるため非常に優秀な性能でした。持ち物はきあいのタスキ、あつぞこブーツ、ぼうじんゴーグルと選択ですがバンギラスとヌケニンを同時選出することも視野に入れて持ち物はぼうじんゴーグルにしました。
今回初めてヌケニンを使いましたが立ち回りが完全に相手依存、パーティ依存になってしまうのでかなり難しかったです。特にヌケニンに有効打が無いザシアンに対してヌケニンを受け出ししたときにザシアン側の次の行動が交代してくるかヌケニンが裏のポケモンに交代する読みでザシアンが突っ張ってくるケースがあります。ヌケニン使ってる側からしたらザシアンがかみくだくやほのおのキバを警戒して1度交代する動きをとりますがザシアンが交代を読んでじゃれつくやきょじゅうざんで裏に負担かけてくる動きをとってくることもあります。かと言ってザシアンに対して突っ張っておにびを選択したらかみくだく撃たれてご臨終になっちゃうし、こらえるで様子見したら裏に引かれてディスアドになるので立ち回りが本当に難しいです。このルールが続く限りヌケニンを使う、対戦する頻度は多くなるので早いこと使い方をマスターしたいと思います(笑)。
NNの由来は影が薄いあのキャラからとりました。
ゼルネアス@パワフルハーブ NNゼルネアス
性格:ひかえめ 特性:フェアリーオーラ
努力値:H156 B20 C252 D4 S76
実数値:221-×-118-201-119-129
技構成:ムーンフォース、ドレインキッス、かみなり、ジオコントロール
調整
☆H-B 補正なしA252振りいのちのたま持ちイベルタルのダイスチルを確定耐え
☆S ジオコントロール後スカーフ準速エースバーン抜き
今回使った禁止伝説枠の1匹で霊獣ランドロス、スイクンと同様にパーティの軸となるポケモンです。霊獣ランドロス、スイクンで相手をかき乱した後ゼルネアスでジオコントロール積んで無双するのが理想です。ザシアン、日食ネクロズマ、ホウオウに対しては少しでも削りを入れないとジオコントロールを積んだ後のゼルネアスでも倒せないので苦手なポケモンに削りを入れる立ち回りが重要になってきます。
ゼルネアスで苦手な禁止伝説をゼルネアスで無理やり対処する方法
・ザシアン→H252振りならスイクンのゴツゴツメットダメージ2回でジオコントロール後のダイサンダーで倒せるので、スイクンでザシアンを削るルートをとります
・日食ネクロズマ→ザシアン同様スイクンで削ってからダイサンダーで倒しにかかる。ゴツゴツメット1回分のダメージを入れればジオコントロール後ダイサンダー+エレキフィールドダイサンダーでだいたいは倒せました
・ホウオウ→霊獣ランドロスのステルスロック展開から倒しにかかる。ステルスロックが無いとホウオウがとつげきチョッキ持ちだとダイマックスの打ち合いで負けてしまうことがあるのでステルスロックを優先して撒く。あつぞこブーツ持ってた場合はジオコントロール後のダイサンダー2回でダイマックスホウオウを倒せます。
大体こんな感じです。ジオコントロール積んだ後で苦手な禁止伝説と対面したとしても状況次第では突破できるほどのパワーを持っているのでよほどのことが無い限り選出してました。持ち物はパワフルハーブの為1度ジオコントロールを選択してしまうと2回目以降は1ターン相手に隙を与えてしまうのでジオコントロールを積むタイミングは難しいと使ってて感じました。有利対面だったとしても安直にジオコントロールを選択しないで攻撃技を選択して引いてくるポケモンに削りを入れて、2サイクル目でジオコントロールを積んで無双する立ち回りをするよう心掛けました。
バドレックス(こくばじょうのすがた)@きあいのタスキ NNバドレックス
性格:おくびょう 特性:じんばいったい
努力値:C252 D4 S252
実数値:175-×-100-217-121-222
技構成:アストラルビット、サイコショック、みがわり、やどりぎのタネ
2匹目の禁止伝説枠。前のシーズンで使ったパーティでは軸として採用しましたがシーズン27ではゼルネアスの補完として黒バドレックスを採用しました。
ゼルネアスの補完枠として黒バドレックスを採用した理由は
・禁止伝説の中で1番すばやさが高く試合展開を組み立てやすい(スカーフ持ってなければ上から殴られる心配が無いため)
・ゼルネアスで苦手なザシアン、1回りゅうのまいを積んだ後の日食ネクロズマに対して上から殴れる
・ナットレイ、テッカグヤなどのはがねタイプの削りを入れることができ、ゼルネアスの全抜きをサポートできる(特にナットレイに関してはゼルネアスが有効打を持っていないため黒バドレックスの削りが必要になってきます)
主な理由はこの3つです。はがねタイプに対してゴースト技の通りが非常によく黒バドレックスのアストラルビットの削り+ゼルネアスのジオコントロール後のムーンフォースで苦手なポケモンを無理やり倒す役割集中の動きをとることもできたので補完枠で黒バドレックスを選択してよかったです。受け回しの相性は悪いですが攻めの範囲補完が非常に優秀でゼルネアスで苦手なポケモンには黒バドレックスのゴースト技の通りが良く、逆に黒バドレックスで苦手なポケモン(バンギラス、ポリゴン2など)にはゼルネアスの技の通りが良いことがあったので禁止伝説同士の相性はかなり良かったです。
技構成はシーズン26の時と同じで持ち物は途中までのろいのおふだ(ゴースト技威力アップ)を持たせてましたが、終盤増えてきたザシアン+黒バドレックスの並びとスカーフメタモンに強く戦いたかったので途中からきあいのタスキに変えました。みがわりときあいのタスキは相性悪いように見えますが、でんじはやおにびなどの状態異常になりたくなかった+初手ダイマックスを凌ぐ手段として重宝する場面が多くシーズン中みがわりを採用して困った場面はほとんどなかったです。あとはきあいのタスキが残ってる状態でメタモンにコピーされた時にメタモン側は黒バドレックスの技構成を見れるので「みがわり持ちだからきあいのタスキは持ってない」とふんで突っ張ってくることもあるのでメタモン対面で択を生まない意味ではみがわりにはかなり助けられました。
パーティ紹介は以上です。
【基本選出】
※禁止伝説2匹の組み合わせはかなりあるので自分がランクマ潜ってる時によく見た並びの基本選出を記載します
☆VSザシアン+カイオーガ
+or+or
☆VSザシアン+黒バドレックス
++
☆VSザシアン+イベルタル
++or
※対面よりの戦い方で勝負
☆VSザシアン+ディアルガ
++or
☆VSホウオウ+ムゲンダイナ
++
☆VSホウオウ+日食ネクロズマ
++or
☆VSイベルタル+日食ネクロズマ
++
☆VSゼルネアス+日食ネクロズマ
++
☆VSジガルデ全般
++or
禁止伝説2匹環境だったこともあり「かなりきつい!」って言えるポケモンはいませんでしたが強いて言うならナットレイと物理型イベルタルがきつかったです。
【最後に】
改めましてシーズン27お疲れさまでした。シーズン27から新しいルールに変わり結果を残せるか不安でしたが、なんとか内部レートを2000を達成することができてホッとしてます。ただ、自分が目標としてた最終順位とは程遠い結果で少々悔いが残るシーズンでしたが、2期連続2桁順位は初めてなので素直に喜びます。シーズン28では自分の目標としている結果を残せるよう努めてまいります(あとこのルール中、天候始動要員+天候エースを入れた純正天候パで結果を残したいと思います)。
ここまで読んでくださりありがとうございます。シングルランクマでTNジューダスとマッチングした方は対戦ありがとうございます!
※最高レート、最終レート
※最終順位
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