はじめましてのかたははじめまして。そうでないかたはお久しぶりですキョウタと申します。シーズン23お疲れ様です。シーズン23も天候パを使ってランクマッチに潜ってましたが、シーズン23でも内部レート2000を達成することができました。今回は自身の使ってた構築を残す意味でシーズン23で使ってた晴れパを紹介します。最後まで読んでくれたら幸いです。
シーズン23使用構築
【コンセプト】
・フシギバナ、ザシアン、ドラパルトを通す
・晴れ選出、晴れ選出以外でもステルスロックを絡めて全抜き態勢を整える
・ステルスロックに依存せずサイクル戦での勝ち筋も広げる
【構築経緯】
・シーズン22の時と同様にザシアンに隙を見せずザシアンの取り巻き、ザシアンメタとなる物理受けポケモンに強く戦える晴れパ(コータス+フシギバナ)を軸に戦うことを決めた。
禁止伝説枠は火力、すばやさ共に最高クラスで見せ合い、選出で圧力をかけれて選出誘導が可能なザシアンを採用。コータス、フシギバナ、ザシアンで苦手な並び。特にカイオーガ軸、黒バドレックス軸、ホウオウ軸、ムゲンダイナ軸、メタモン、ヌオーとラッキーの並びに役割を持ててザシアンと晴れ選出の性能を落とさない補完枠を模索しました。
・カイオーガ、黒バドレックス、ホウオウのこうげきを1回は耐えれて返しの技で致命傷を与えられ、ザシアンにコピーされたスカーフメタモンのきょじゅうざんを受けることができてじめん技の一貫を消せて霊獣ランドロス、カバルドン、テッカグヤ、エアームド、ヌオーなどザシアンに受け出しされる物理受けに負担をかけてザシアンのこうげきで受け出しがきかないところまで削りを入れることが可能なウォッシュロトムを1枠目の補完として採用。
・2枠目に水ロトム以外にカイオーガに対して役割を持ててムゲンダイナ、ヌオー、ラッキーなどの受けまわしのパーティを崩すことが可能でザシアンで苦手なサンダー、ウルガモス、ガブリアスに強く物理、特殊技の使い分けが可能ないのちのたま持ちのりゅうのまいドラパルト。
・最後の枠に晴れ選出(主にコータス)が選出できないときにステルスロック展開ができて万が一ザシアンミラーが発生した時の引き先となり、ゴツゴツメットによるスリップダメージを稼いでこちらのザシアンの圏内に押し込む動きが取れて、でんき技の一貫を切れて安易なボルトチェンジを許さない霊獣ランドロスを最後の補完枠に採用。
※コータスとザシアンは前のシーズン(シーズン22)で使ってた調整と同じなので詳しい説明は今回割愛します
パーティ紹介
性格:なまいき 特性:ひでり
努力値:H252 B36 D220
実数値:177-105-165-105-129-×
調整
☆H-B 補正ありA252振り霊獣ランドロスのじしんを確定耐え
☆H-D 補正なしC252振り黒バドレックスのいのちのたまアストラルビットを確定耐え
晴れ始動要員+起点作成要員。
性格:ひかえめ 特性:ようりょくそ
努力値:C252 D4 S252
実数値:155-×-103-167-121-132
技構成:ギガドレイン、ウェザーボール、だいちのちから、せいちょう
火力(せいちょう込み)
☆晴れウェザーボールでカイオーガの雨しおふきを確定で耐える調整のザシアンとH252振りの日食ネクロズマを確定1発
☆ギガドレインでH252振りのとつげきチョッキ持ちのカプ・レヒレを確定2発(コータスのじばく込みで確定1発)
☆だいちのちから+ステルスロック込みで補正ありHD特化のとつげきチョッキ持ちのガラルヤドキングを確定2発
シーズン23で使い続けた晴れエース。序盤は火力アップできるいのちのたまを持たせてましたが、確実にせいちょうを積みたい場面がたくさんあったので、途中から最低でも確実に1回は行動できるきあいのタスキを持たせて使ってました。持ち物を変えたことで火力は足りない場面が多々ありましたが、サンダーやこだわりハチマキを持った霊獣ランドロスとフシギバナが対面したとしてもきあいのタスキを盾に無理やりせいちょうを積んで全抜きを狙うこともできたのできあいのタスキにして正解でした。
前のシーズン使ってたダーテングと違いとくこうが高くステルスロックが無くても日食ネクロズマを縛ることができるのと、ウェザーボールの命中が100%の為、外しによる負けがなかった(ダーテングが覚えるねっぷうは90%)ので心臓にやさしかったです(笑)。あとは4倍弱点持ちがないため予想外の技を撃たれたとしてもタスキを消費せずに耐えるケースもあります。ちなみに前のシーズン使ってたダーテングはこうげきに振ってないサンダーのとんぼがえりでタスキ発動するところまでいきます()
技構成は火力を上げれるせいちょう、くさ技でステルスロックでタスキを潰されたとしても回復してリカバリーできるギガドレイン、ザシアンを仕留めるウェザーボールは確定。残り1つをタイプ一致技のヘドロばくだんかヒードランやドヒドイデに強く戦えるだいちのちからで迷いましたが、最終的にザシアンがヒードランに有効打が無い+晴れが無くなったときにザシアンに抜群がとれるだいちのちからにしました。ヘドロばくだんを切ったことでヒートロトム、カイリュー、カプ・テテフなどに弱くなりましたが、だいちのちからにしたおかげで勝てた試合がかなり多かったのでどく技を切って正解でした。NNの由来はBUMP OF CHICKENの曲名です。
ザシアン@くちたけん NNザシアン
性格:ようき 特性:ふとうのけん
努力値:H236 A12 B4 D4 S252
実数値:197-192-136-×-136 220
技構成:じゃれつく、きょじゅうざん、ほのおのキバ、つるぎのまい
禁止伝説枠。シーズン23では技構成は変えずに最後まで使い続けてました。晴れ状態でメタモンにコピーされてもHPマックスであればこうげき2段階上がったきょじゅうざんを確定で耐えて、こうげき1段階上がった+晴れ状態のほのおのキバで倒せるのでメタモンに対してカウンターを仕掛けることができます。メタモン側がきょじゅうざんではなくてほのおのキバを選択されたことは1回もなかったので確実に返り討ちにできます。
性格:ひかえめ 特性:ふゆう
努力値:H252 C252 D4
実数値:157-×-127-172-128-106
技構成:ほうでん、ボルトチェンジ、ハイドロポンプ、あくのはどう
調整
☆補正ありC252振りの黒バドレックスのこだわりメガネアストラルビットを確定で耐えて返しのあくのはどうで確定1発
ザシアンで苦手なホウオウ、カイオーガ、黒バドレックスに有効打があり致命傷を与えられることができ、ボルトチェンジでサイクルを回せる今回使った過労死枠です。相手の攻撃を1発受けて後攻ボルトチェンジから安全にコータスとザシアンにつないで晴れ展開、ザシアンで有利対面を作って圧をかけることができるので晴れパと本当に相性はよかったです。体力管理が難しく選出したときは体力を削られないように立ち回ることを心掛けてました。特にカイオーガ、黒バドレックス入りと戦う時はウォッシュロトムがスカーフカイオーガのしおふき、黒バドレックスのアストラルビット圏内に削られないように立ち回ってました(圏内に入ってしまうと負けに直結してしまうから)。調整はHC特化にしました。火力を削いで耐久に厚くしたかったところもありましたが、火力を削ぐと色々と足りないのでぶっぱ。
晴れ選出、裏選出どちらでも選出できて最低限仕事をこなすことができるので今回使ったパーティの中では選出率は高めです。火力、耐久共に足りない部分は多々ありますが黒バドレックス、カイオーガに有効打がありボルトチェンジで対面操作できるのはこのポケモンならではの強さだと感じました。
ドラパルト@いのちのたま NNファランクス
性格:やんちゃ 特性:クリアボディ
努力値:H92 A252 S164
実数値:175-189-95-120-85-183
技構成:ドラゴンアロー、りゅうせいぐん、かえんほうしゃ、りゅうのまい
調整
☆H 16n-1
☆A ドラゴンアローで補正ありHB特化のヌオーを乱数2発(62.8%)※ドラゴンアロー+りゅうせいぐんで倒せます
☆S 準速ムゲンダイナ抜き
ザシアン、晴れ選出で苦手なヌオー+ラッキーの並びやムゲンダイナ+ヌオーの並びを崩す枠として採用。元々ここの枠はいのちのたま持ちのフルアタガブリアス(げきりん、じしん、ストーンエッジ、どくづきでホウオウ入りの受けサイクルを破壊するポケモン)を使ってましたが、ガブリアスだとどうしてもムゲンダイナに勝てないので、調整次第でムゲンダイナよりすばやさが高く上からドラゴン技で制圧することが可能なドラパルトを途中から変更しました。ドラパルトに変えたことでムゲンダイナ入りの構築やヌオー、ラッキーなどの受け回しの構築への勝率がかなり上がったので採用して正解でした。特性、タイプのおかげで晴れ選出とザシアンで対処が困るウルガモス、カイオーガに強かったりザシアンによく選出される物理受けのサンダー、いかく持ちの霊獣ランドロスにも特性のおかげで強く戦えていけたので天候パの補完枠として十分な役割を遂行してくれました。
技構成はドラゴンアローと火力とすばやさを底上げできるりゅうのまいは確定で、残りはエアームド、テッカグヤ、ナットレイなどの有効打となるほのお技(かえんほうしゃ)とヌオー対面でねっとうでやけどしたとしても致命傷を与えられるりゅうせいぐんにしました。ゴースト技、ふいうちをきって受け回しに特化した技構成になってますが、困った場面は全くなかったです。
性格:わんぱく 特性:いかく
努力値:H252 B252 D4
実数値:196-165-156-×-101-111
技構成:じしん、がんせきふうじ、とんぼがえり、ステルスロック
物理受け霊獣ランドロス。ザシアンの削りを入れられてステルスロックでダメージレースを有利にすることができつつじめん技、でんき技を無効にできるポケモンを模索してこのポケモンにたどり着きました。一応こちらのザシアンがコピーされたときのクッションとしての役割もあります。ゴツゴツメット2回分のダメージ+ザシアンのきょじゅうざんでザシアンをコピーしたメタモンを落とせるのでメタモン入りでザシアンを選出したいときはセットで霊獣ランドロスも一緒に選出してました。無難に強かったです(こなみかん)。
【基本選出】
☆VSザシアン
++@1
晴れ選出を通します。相手のパーティによっては最後の1匹が変わります。
☆VSザシアン(カバルドンなどの天候を操作できるポケモンが同居してた場合)
++or
ザシアンを通す選出。基本選出はザシアン、ウォッシュロトム、霊獣ランドロスがほとんどですが、ラッキーとヌオーが同居した場合ドラパルトを選出します。
☆VSムゲンダイナ
++or
ザシアンとドラパルトで圧をかけます。エアームド、テッカグヤあたりを見たらウォッシュロトム。ウーラオスあたりがいたら霊獣ランドロスを選出します。
☆VS黒バドレックス
++
ウォッシュロトムで黒バドレックスを仕留めて晴れを通します。晴れできついラッキーなどがいた場合素直にドラパルトザシアンを選出しましょう()
☆VS黒バドレックス(天候操作のポケモンと一緒にいた場合)
++
黒バドレックス選出その②。ザシアンだけで黒バドレックスを相手するのはきついので基本はドラパルトを通すことを考えます。
☆VSカイオーガ
++
黒バドレックスとほぼ同じ。ザシアンがメタモンにコピーされないように立ち回るのが重要です。
☆VS日食ネクロズマ
++@1
晴れで勝てます。冗談抜きで日食ネクロズマ入りに負けた記憶がありません。それぐらい晴れ選出がぶっ刺さってます。最後の1匹はガブリアスやバンギラスがいた場合は霊獣ランドロスを優先して選出します。
☆VSホウオウ
++or
ホウオウ入りは受け回しのポケモンと組まれることが多いのでドラパルトで全抜きを狙う形をとります。
☆VSイベルタル
++
ザシアンを通す選出。イベルタル入りで採用されやすい物理受けがギルガルド、メタグロス、ナットレイなどのはがねタイプが多かったので霊獣ランドロス、ウォッシュロトムで削ってザシアンのほのおのキバ圏内に削るのが理想です。
☆VSジガルデ
+or
パーティ相性はかなり不利です。ヌオー入りの場合は晴れ選出せざる得ない状況なのでジガルデに隙を作らずフシギバナで成長を積みます。
☆VSゼルネアス
++
ジガルデ同様にパーティ相性はかなり悪いです。ゼルネアスに隙を作らないよう初手からザシアンを投げて削られないよう立ち回ります。ゼルネアスと戦うときは交換読み交換を何回か決めないといけません。
基本選出はだいたいこんな感じです。
【最後に】
改めましてシーズン23お疲れさまでした。ダイマックス禁止環境がラストのシーズンでしたが、2期連続晴れパで内部レート2000達成+剣盾に入って初めて最終2桁順位を達成することができたのですごく嬉しいです。シーズン24からはダイマックスありの竜王戦ルールになりますが、のんびりと天候パを使ってあわよくば結果を残せられるよう頑張ります。
最後まで読んでくださりありがとうございます。TNジューダスとマッチングした方は対戦ありがとうございます!
※最高、最終レート
※最終順位
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